華族制度廃止に伴う元華族の没落を描いたこの映画、物凄い傑作。
華族制度が廃止された昭和22年に公開されたこの映画、華族制度廃止後の約4~5ヶ月後の封切というタイムリーな作品である。
物語を追っ…
小津でも成瀬でもない原節子観る
また観るです
華族制度廃止で没落した旧伯爵
安城家一族が開いた舞踏会での話
昭和22年作なので画像、音質良く
ないですがかなり面白い
久しぶりでしたが何度観てもです…
戦後2年目に公開された作品。没落した名門華族・安城家最後の舞踏会で繰り広げられる人間模様は、まさにこの時代の混沌を描いていると感じた。ラストに向けて、明確なセリフは用意されていないものも、それぞれの…
>>続きを読む戦後2年でこの完成度。
敗戦で地位の逆転、愛憎渦巻く舞踏会の中で、それぞれの人間模様がよく描けており、最後まで見入った。
平手打ち連打の後のピアノ使い方(ラフマニノフ?)、緊迫時にみせる斜めのフレー…
日本国憲法の施行によって華族が廃止された戦後間もない頃の安城家を舞台に、屋敷の売却話をプロットの中心にしつつ、そこで最後に催された舞踏会の様子とそこに渦巻く人間模様を描いた、吉村公三郎監督、新藤兼人…
>>続きを読む華族制度が廃止されることで身分を失う一家の姿を描いた名作、と噂には聞いていたけど観るのは初めて。圧倒されました。没落貴族の映画なんて、ルキノ・ビスコンティの専売特許だと思っていたけど、日本映画にこん…
>>続きを読む原節子主演
また凄い作品に出会ってしまいました。
第21回キネマ旬報ベストテン第一位。
2009年オールタイムベスト映画遺産200日本映画篇(キネマ旬報社)第36位。
戦後の憲法により、それま…
華族制度廃止の翌年作品であり、当時としては至極リアルタイムな映画。
今までの生活が続けられなくなり、ついに屋敷を手放すことになってしまった名門安城家。没落華族が最後にみる一時の夢として舞踏会を催すの…
役者の力が凄まじかった。今どんなにお金をかけたセットや衣装を用意したとしても、あんなに説得力がある映画にはならない。原節子も森雅之も間違いなく華族だった。
役者の力+時代のライブ感が成せる技だったの…
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