残像に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『残像』に投稿された感想・評価

けけ
4.5
本当の不自由とは何か。

これを見たら、芸術家は制限があったほうがいい作品が作れるよ!なんて軽々しく言えなくなる
りと
4.2

生きるために信じてるフリをすればいいじゃないか。何かおかしいと思っても見て見ぬフリをすればいい。そう思うかもしれないけれど。
フリを続ければ自分は自分じゃなくなる。
だから、彼はフリをしない。彼は彼…

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4.6
Wladyslaw Strzeminski(1894-1952)
music by Andrzej Panufnik
Polska, Grudzień 1948
sima
5.0
「ものを見たあと目に残る色」「人は認識したものしか見ていない」。お皿を舐める。信念と苦悩。静かに滲み出る深い感情。胸がエグられ終わってからトリハダ。
kst
4.2

第二次世界大戦後のポーランドが舞台。
芸術を政治利用しようとする政府に反発した実在の画家ストゥシェミンスキの晩年を描いている。
彼はいかに抵抗したのか。
国家はいかに彼を苦しめたか。身体への暴力を使…

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alf
4.1
画家ストゥシェミンスキ。
アンジェイ・ワイダ監督の遺作。
力強い。

【“像”として認識されるのは 君が吸収したものだ】
【絵は自分と調和して描くものだ】

赤い部屋。青い花。
黄ハンナ。

スターリニズムが浸透する大戦後ポーランド。芸術思想への激しい弾圧に抵抗し続けた悲劇の天才前衛画家ストゥシェミンスキの末路を描いたノンフィクション作品。

静なる革命家として英雄視することもなく、あく…

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abo
4.5

このレビューはネタバレを含みます

ナチスに翻弄され、その大戦が終わってやれやれと思いきや、今度はスターリンに引っ掻き回されるという不遇なポーランドの時代に遭遇した、ある芸術家の物語。
自らの信念を貫いた結果、彼は大学の職を追われ、芸…

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まる
4.1
90歳の作か〜 最後まですごいなと。
人は認識できることしか見ない
という事を再認識して刺さった。
全体主義が
ナチスから赤軍に
アヴァンギャルドと
プロパガンダ
構成主義から
社会主義リアリズム
地政学的不幸と
ポーランド美術
失われるものの大きさ

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