ホンサンスの中でもかなり好きなほう。ミステリアスな不条理劇なんだけど、一風変わった日常劇としても観れる。ちょうどいま聴いていた柴田聡子の「部屋を買おう」なんかにもリンクすると思う。自分という存在をひ…
>>続きを読む入れ子構造の妄想が現実まで広がったようなプロットでめちゃくちゃ面白い
ドッペルゲンガーファムファタールという設定が現実と妄想をシャッフルするのにもってこい
珍しくズームにちゃんと役割があった
キム・…
これは…ギャグでやってるのか本気なのか全くわからなくてめちゃくちゃ面白い。不条理劇みたいな趣すらある。緊張感のない濱口竜介の映画みたいだ。
どう見ても同一人物なのに「別人だ」と言い張る女のコミカルな…
おもしろい。アランレネの『去年マリエンバートで』をわかりやすくした感じで、記憶、存在の不確かさでもって揺さぶりをかけてくるわりに、最後は「ありのまま受け入れること」を説いてキレイに終わるのが良かっ…
>>続きを読む完全に理解不能な他者が登場する、激ヤバホン・サンスだった。ズームもパンも冴え過ぎていて悶絶する。
行間を読むことでミンジョンのことがだんだんと理解可能になっていくのかなと思ったが、全くそんなことはな…
「あなたは○○ですか?」「いえ違います、ところであなたは誰ですか?」とか「人づてにお前の彼女が泥酔してたのを聞いたんだけど」「いや俺の彼女はおれと酒を5杯までしか飲まない(十分すぎるが)って約束をし…
>>続きを読む「地獄とは他人のことだ」
「ハーフ・オブ・イット」でも引用されたサルトルの言葉がこの映画を観てる最中に頭の中で鳴り響く。
女性の「分からなさ」をそのまま体現したようなヒロインは、双子の姉がいるなど…
「私たちは合いません 魂が違うようです お互い幸せになりましょう 人生楽しく」と言って別れるの、動物的な感覚を信用している人間なので物凄く分かる。不条理でナチュラルに奇妙でしょうもない、だけどそれこ…
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