女の中にいる他人に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『女の中にいる他人』に投稿された感想・評価

b
3.9

このレビューはネタバレを含みます

ものすごい予想外なツイストとかは無いけど、感情の揺らぎ、問題のスライドのさせ方が上手い
犯人は誰か?→主人公が犯人→自首しなければ→家族のためにも黙ってて(妻)→被害者の夫であり友人も黙っててくれ→…

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月影
3.8

このレビューはネタバレを含みます

不倫が元で殺人を犯してしまう男とその妻、友人の人間関係を描いた作品。

最初から私が犯人だと白状しているような演技の小林桂樹。苦しくて妻に一部始終を話し、それで終わりかと思ったら、友人でもある殺した…

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3.8

このレビューはネタバレを含みます

▶︎2025年:323本目
▶︎視聴:1回目

お前に殺されたので本望だった、と、果たして本当に言えるのでしょうか?
子を授かった人間の、親としての自覚を問う。
新珠三千代さんの名演に惚れぼれ致しま…

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東宝、モノクロ、サスペンス
監督、成瀬巳喜男
出演者
小林桂樹、新珠三千代、三橋達也
草笛光子、若林映子、長岡輝子、加東大介
藤木悠、十朱久雄、稲葉義男、関千恵子、一の宮あつ子、中北千枝子
伊藤久哉…

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4.0

成瀬巳喜男監督作としては異色か?!
サスペンス映画である。
平和な暖かい家族や日常に起こる事件。

例によって…てかこの手の映画だから尚更に根多バレしちゃ不可ないから核心には触れませぬ。

でもね、…

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leyla
3.7

成瀬巳喜男監督にしては異色のサスペンス。原作はエドワード・アタイヤの『細い線』でクロード・シャブロルも映画化しているし、日本で2回ドラマ化されているのだとか。

⬇️以下、ネタバレ含みます。



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わ
3.2
濡れた道路から始まり、黒の深い画が決まっているのだが、家庭内でとどまっていたサスペンスが事件化し、社会性を帯びてしまうことで、少し無理があってあまりはまらなかった。
エドワード・アタイヤ原作のミステリー。殺人を犯した夫と、その妻の心理という非日常の日々。停電や雷という遮断の暗喩。そして、ラストの妻の決心。本作は3回観ているが、それでも腑に落ちないところがある。

成瀬巳喜男の晩年の作品。

なぜ警察が犯人を特定できないのかが終始謎。
殺人と罪の告白に関する夫婦の物語。

自分本位な夫が憎たらしく、妻に同情していたけれど、人が死んでいることを考えると、妻だって…

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このレビューはネタバレを含みます

人がひとり殺されているのにどいつもこいつもどういうつもりか、という疑念はある。若林映子と愛人関係にあった小林桂樹は最初のうちは自首しようともせず、妻の新珠三千代は夫の犯罪を隠そうとするし、友人の三橋…

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