法廷ドラマの体裁を取りながら、人の世における真実とはなにか?を突きつけてくる心理サスペンス。
いつもながら最高のシナリオに演出、撮影・編集の是枝組クオリティー。
キャスティングの抜群。皆高い演技力…
実は、是枝監督作品で、一番好きかも。
観終わってからも何が真実だったのか頭整理できないし、重くてモヤっとするんだけど。
被告の役所さん、あまりにも快演すぎて何が真実か、嘘か、動機なのか結局わからず…
誰が裁く人を決めるのか
真実はどこに行ったのか
三度目の殺人とはなんなのか
考えて欲しい
悩んで欲しい
もやもやしてほしい
.
ラストは好き嫌い分かれると思いますが自分はかなり好物な方でした!!
.…
実際に事件が起きたとしたらこんな感じなんだろうなと思う。何が真実なのか周りからすればわからないことだから、そうであろうと思い込むしかないのかな。
なにはともあれ、役所広司の演技は凄いですね。存在感…
待望の是枝版法廷劇。ドスンとくる傑作だった...これまでの作品で築いてきた家族観(父性観)とサスペンスが見事に融合していた。
真実とは一体何なんだろう。絶対的な真実と"信じたい"主観的な真実。「あな…
弁護士・重盛(福山)と姿が一致するかのように、三隅(役所)の殺人への真実を知りたいと思わせる造りで熱中させ、終わりには、おそるべし余白(表面的なものより、はるかに深い主題がある模様)を残す… 是枝監…
>>続きを読む是枝監督最新作ということで鑑賞。日常の中の暖かさを描くことが上手い印象のある是枝監督にしては珍しく暗めのサスペンス調の法廷ものだった。人を裁く上で大切なことは何なのか。真実を追求した上で被告人が罰を…
>>続きを読むフジテレビジョン アミューズ ギャガ