10/31、シネクイントでの試写にて。
観終わってしみじみ素晴らしい作品だと感じています。
ラブストーリーだと思っていたのに、哲学ドラマだったことが意外でした。
生きてるものと死んでるものの決…
癖は強いんだけど、伝えたいのはすごくシンプルなこと。う〜ん、変わった映画だ。
展開の少ない長回しが永遠続いたり、セリフはほとんどなかったりする。そしてポスターの通りシーツのお化けがずっとウロウロし…
このレビューはネタバレを含みます
2018年、140本目。
(シネクイントにて)
観終えて時間が経つほどに、この作品が自分の中で浸透していくよう。
いま私たちが生きている、目に見えている世界は一体いつの世界なのか?
生と死の狭間…
丸四角の画面に曇り空みたいな薄暗さの映像。みんなの生活を覗き見している感じ。
台詞が全然ないけれど、だからこそずっと画面を見ているし、一つ一つの動作から感情が想像できる。何も語らないから伝えたいこ…
切なすぎて言葉がなくなる。夫が死ぬシーンも美しくて、どこもかしこも美しい。でも世界は色褪せている。フルスクリーンで映さない撮り方も古さを感じて、人間の長い道のりに耽ることができる。これが1080だっ…
>>続きを読む好みは分かれそうだが素晴らしい。
スタンダードサイズの画面、幽霊サイド寄り、そして低予算風長回し、などとくると『私はゴースト』のような感じなのかと高を括る。
しかし前半とも言えるシークエンスが終…
これはすごい!!斬新!!
亡くなった旦那さんと奥さんの夫婦の話だと思ってたら、ちがった。そしてそれがまたすごくよかった。
画面が正方形で、角が丸くなってるのも、自分ものぞいてる感じになってよかったし…
「カーテンを優しく撫でる風と柔らかい朝の光」みたいな、あの切なさと美しさが一緒くたに押し寄せる瞬間の凝縮のような作品
物語というより感情の表現なのではと思った。紙が入っている隙間をひたすら不器用に…
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