羅生門のネタバレレビュー・内容・結末 - 15ページ目

『羅生門』に投稿されたネタバレ・内容・結末

人間が犬を羨ましがってる世の中だ
手前勝手でねえ奴は生きていかれる世の中じゃねえや

と言って子供の服を持っていく盗っ人。その盗っ人の存在ありきで、そこから映画が終わるところまでのシーンが良かった。

この映画の「羅生門」のストーリーとしては芥川龍之介の短編小説の「藪の中」であるということは全く知らなかった。
普通に原作が良すぎるから内容は深くて面白い

ただ一人ひとりの目撃証言を話し終わった後「…

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格調高く、しかしながら手厳しく人間の真髄を露わにする。無駄な情報を一切出さず、90分という決して長くもない時間でこれほど濃密な人間劇を展開できるのは、もはや機能美という言葉が相応しい。流石、金獅子賞…

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これは大名作…。自分が生きるために事実を曲解し、盗み、他人を疑い蔑む。そういう人間の醜さがテーマだけれども、ラストの赤子救出で希望の光が差す。

強姦被害に遭った女性が汚らわしい存在として扱われてい…

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本当に全員の顔がいい
とくにお坊さんの顔がすごくよかった
いや…特にとかないな、ほんとに全員の顔がよかった

木こりの話のときの切り合いの滑稽さがほんとたまらない

それぞれが何かすごく大きなものに…

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『ユージュアル•サスペクツ』鑑賞後、語り手の回想に虚実が入り混じる手口(笑)について思いを巡らせていて、急に思い出して観たくなりました、数十年ぶりの『羅生門』。

一番強烈なのは、あからさまにラヴェ…

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 初鑑賞です。
 テレビ放送を録画しました。

 いい映画でした。
 いろいろと考えさせられました。

 そもそも私は芥川龍之介の「羅生門」のみが原作と誤解していたので、その点にまず驚きました。

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また一つ、洗練された映画を見れて幸せです。画の圧力というか情熱というか、とんでもない作品だなと思います。

他人から見える建前と自分が自覚している本音より、もっと奥底の何か、魂のような何かを、惜しげ…

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人によって話す真実が違う、自分に撮って都合のいいように解釈する醜さや人の信じれなさのようなものを描き、最後の赤ちゃんのところで、唯一信じることが出来る希望を見せる。90分の間に濃密に詰まったストーリ…

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芥川龍之介 原作。 黒澤明 監督作品。 原作未読。初見。

この世に生を受けた、あらゆる人間の姿が凝縮されていたように思う。深い。

人それぞれの善悪があり、その時々で自分に都合よく解釈する人間達。…

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