「静かなる」、「情熱」という対比的な単語がまさにディキンスンをよく表している。時に茶目っ気溢れる詩もあれば、真摯でまっすぐな詩もあり、いろんな側面をみせてくれる。詩からディキンスンというキャラクター…
>>続きを読む@岩波ホール
急に役者が変わって何年後なのかわからず困った。エミリは男性と対等でありたいと願いながら一方で女性らしくもありたくて、でも弱さを見せられなくて、がんじがらめになってたのかなぁ。その自我を…
なんか怖…
思ってたのとは違ったけど、相当圧倒された。セリフに。セリフでこんなに圧されたのは初めてだ。
ディキンソン自身というよりも男性社会のなかで息苦しい女性を描くことがどちらかというとメインに…
エミリ・ディキンスンの名前も作品も全く知らず観賞
女性の地位や発言力がまだまだ低かった時代に産まれて、幼い頃から流される事なく自分の信念を曲げる事なく生涯を終えたエミリ。
深夜に詩を書くことが喜び…
生前は無名だった孤高の詩人。辛辣で本質を突く率直さと傷つきやすさが隣り合わせの生きざまは悲痛。
彼女にはさぞかし生きづらい時代だったろう。旧態依然のおば様方との対決は見物。
写真で時の経過を表すと…
「人は自分が恐れていたものになる」
冒頭のシーンと最後の対比が印象的だった。
鋭い魂を持つが故の生き辛さ。
見守り続ける妹の、優しさと真の愛を感じた。
若き頃の自由奔放な友人との出会いとその後…
僕が(そして多くの若い読み手がそうであると思うが) 初めてエミリ・ディキンスンに出会ったのは、サリンジャー『ライ麦畑』の中だ。ホールデン少年の弟は「ルパート・ブルックとエミリ・ディキンスン、どちらが…
>>続きを読むエミリ・ディンキンスンという作家をこの映画で初めて知ったので、どう評価すればいいか戸惑う。
現実世界では凝り固まった価値観に反抗するように傲慢で刺々しい物言い・態度を取るが、一度鎧を脱ぐと見せる内…
© A Quiet Passion Ltd/Hurricane Films 2016. All Rights Reserved.