カルロ・ルスティケリによる主題歌が有名でよく知っていたが元のこの映画の方は初めて見た。主人公であり語り手でもあるマーラの物語だから寧ろ「マーラの恋人」の感じだなと思ってみていたが、終盤に来てなるほ…
>>続きを読む『ブーベの恋人』(La ragazza di Bube)1960イタリア・フランス
1921年 社会党から分裂してイタリア共産党結党
1922年 ムッソリーニが政権をとり共産党を非合法化。党員は…
恋愛モノはほぼ観ないんですが、BBよりもMMよりもCC(クラウディア・カルディナーレ)が好き(というよりは、3人中ダントツで好きな映画に多く出ている)なのと、このカルロ・ルスティケリ(『鉄道員』『刑…
>>続きを読むクラウディア・カルディナーレ&ジョージ・チャキリス主演。
1944年、終戦後の爪痕が残るイタリア・トスカーナの田舎街に住むマーラの家に、ブーベという青年が訪れる。共にパルチザンとして戦ったマーラの兄…
2022/4/30
1944年、イタリアの田舎町で暮らすマーラ。演じるクラウディア・カルディナーレがすこぶる綺麗で、前半でブーベに食って掛かる姿、後半でブーベを叱咤激励する姿、そのどちらもが魅力的。…
自分の人生は自分で決める、ただのおてんば女からひとりの女性へと変わっていく姿が美しかった。15分間の面会シーンとステファノとの再会のシーンで、ああ私この映画好きだと確信した。後半のクラウディア・カル…
>>続きを読むクラウディア・カルディナーレの美しさとジョージ・チャキリスの端正な顔立ち。美男美女の組み合わせだが前者がより画面に映える。
准尉殺しの罪で裁判にかけられる彼。
戦争が暗い影を残す。
一途にとはいかな…
准尉殺しの罪で亡命した恋人を待ちながらも、彼とは違う優しく紳士的な青年に惹かれてしまうマーラの葛藤を描く。劇中のセリフ「だって私はブーべの恋人だもの。」をタイトルに採用した点や、秀逸なサントラ、最初…
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