ずーーっとみたかった作品で探してたけど、今日ふと思いつき検索するとついに配信にあった
私の生涯ベストムービーの一つがイントゥザワイルドなのだが、思想としてはやはり僕はこっちよりあちらの方が好き
絵…
ひきこまれま。
円環性みたいなものがチラつくまえは特にそう思ったかな。群像劇みたいにしちゃいかんと思うたり。
『やさしい女』みたいだな、とか、なんども「チワワちゃん』を思い出し、作者のベレー帽姿を思…
原題は『Sans toit ni loi 屋根も法もなく』。
女性のホームレスが登場した時代に屋根も法律も拒否して彷徨う若い女性の物語。
ヴァルダの劇映画の中では1番好き。(次いで幸福しあわせ)
…
このレビューはネタバレを含みます
旅や移動、をモチーフにした映画は、得てして主人公の「変化」や「成長」を追ったものが多いように感じる。
もしくは、旅(または旅に出た理由)を通して主人公の本質を知るような...。
さてこの映画では…
金なし、家なし。革ジャン着て、テントを背負って、冬の道をひたすら女は歩く。
☆シューベルト
“sans foi ni loi”(信仰も道徳もない)という決まり文句をもじった本作の原題は”Sans…
モナは身分証を持たない死体として発見される。それもそのはず、彼女は生前から、自らがどういう存在かを証明するモノを持っておらず、その役割を果たすのは、ただ今ここにある自分の身体だけだった。その潔さは、…
>>続きを読む モナという娘については身分証の類はまるでないそうで、ならば「モナ」という名も本当かどうか、ただ、気に入ってるならそうなんだろう。
気に入っているなら、捨てた親に付けられた名でもいいのだろうか?嫌…
その出会いと別れが心に燻っている劇中の人たちのように、映画を見終えた後もぼんやりと彼女について想いを巡らせてしまう。その旅は過酷で彼女も全く善人って訳じゃないけど、その流浪をずっと見ていたいと思わせ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ブルーレイ買いました。
「社会的な死が物理的な死をもたらす」様子が興味深い。映画という媒体自体が「ルールや抑圧からの解放」といった要素が潜在的に存在していると個人的には考えているのだけど、その行き…
Blu-rayが届いたのでまた見る。
なんだか悲痛な横移動の連続が、最後の本当に小さな落下(そして死)を鮮烈に映す。最後に小さく流れる涙がどうにもならない問いに対するやるせなさを感じさせる。
初めに…
(c) 1985 Ciné-Tamaris / films A2