ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書の作品情報・感想・評価 - 3ページ目

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書2017年製作の映画)

The Post

上映日:2018年03月30日

製作国:

上映時間:116分

ジャンル:

3.8

あらすじ

「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」に投稿された感想・評価

報道の自由を勝ち取る話。
知らなかったことがたくさん。

個人的には活版印刷のシーンに感動したけど、将来的に同じように「むかしはキーボードで文字打ってたんだ!」とか感動する若者がうまれるんだろうな
You

Youの感想・評価

3.5
序盤難しいなあ…と追うのが大変だったけど、ラストに向かうくだり、面白かった。

このレビューはネタバレを含みます

スピルバーグ監督がたったの1年で作り上げた実話物。メリル・ストリープやトム・ハンクスら超豪華役者陣となっています。
メリル・ストリープは本当に演技がうますぎる。表情だけで演じている役の気持ちを完璧に表現できる人なんてそういない。
役員会の時にトップであるはずのケイ(メリル・ストリープ)が女性だという理由でほかの男性役員から相手にされず意見を言っても全く聞かれずに他の人がその意見を奪う。それでもそれに反抗せずにただ座ったまま悲しげな表情を浮かべる。もうこれだけでこれまで彼女がどんな仕打ちを受けてきたか説明しなくても理解できる。やっぱりスピルバーグ監督まとめ方上手いです。
そしてこれは社会派映画なので当然メッセージ性は強いものです。
当時の大統領のニクソン氏と今のトランプ大統領はよく似ていると言われます。
たとえば映画の中でニクソン氏が電話で、
「もうワシントンポスト紙の記者はホワイトハウスに入らせない。」
というシーンが最後にありましたよね。
トランプ大統領も今年の米欧首脳会談でそれまで厳しい質問をしたCNNの記者を締め出したことがあります。
そして選挙での疑惑というのも2人とも似たようなものがあります。トランプ大統領はもうすっかり有名になった通称「ロシアゲート」疑惑、この名前が付けられるもととなったのが過去に起きたニクソン氏の
「ウォーターゲート疑惑」です。ただアメリカではロシアゲート疑惑とは言われていません。ニクソン氏のウォーターゲート疑惑はこれと比べものにならないからです。
映画の最後の最後のシーン、民主党本部に侵入者がいるというところで終わりましたがこれです。選挙時に共和党のニクソン氏は民主党内部の情報を得るために、なんと部下を民主党本部に忍び込ませ、盗聴器を付けようとしたんです!
それがバレた結果、ニクソン氏はアメリカ大統領で初めて任期中に辞任に追い込まれました。
スピルバーグ監督自身、「この時期だからこの映画を作った」と発言しており、トランプ政権に向けての映画であることは間違いありません。ですが他の政治家やマスメディアもこのメッセージは無視できないものでしょう。
ベトナム戦争が泥沼化していた1971年。
国防総省がベトナム戦争を客観的に分析した調査文書「ペンタゴン・ペーパーズ」が流出。
その全貌を公表しようとするワシントン・ポスト紙と、それを妨害しようとするニクソン政権…

実話に基づく、報道の自由や信念を懸けた闘いを描いたドラマ。


史実や実話を映画にすると骨格のストーリー自体は説得力があるので、ある意味安心して観ていられる。

だが、そこにエンタテインメント性も持ち込みながら何かを訴えようとするのはなかなか難しいと思う。
時には事実とは違う描写も使って、ドラマ性を高めようとする。
だがもし、それで失敗すれば批判の嵐に会ってしまうのだから、やはりフィクションよりもリスクが高い。

わざわざ苦労して脚色や演出するよりもドキュメンタリーのほうがリスクを少なくしてストレートに伝えられると思うのだ。

だが、その難しいはずの作業を、まるでいとも簡単(実際は簡単にはやっていないだろうが…)にやってのけるスピルバーグは本当に才能の塊。
さらに本作はスピルバーグ作品の中で最短期間で完成したというから驚いてしまう。

こんな観応えのある作品をサクサクっと作ってしまうスピルバーグに脱帽するしかない。

キャストもメリル・ストリープ&トム・ハンクスという安定感が観ていて疲れない。

淡々と感じる前半~中盤かも知れないが、嘘っぽくないので好感が持てた。
そして終盤に入ればスクリーンにのめり込むようになる展開と演出。

スピルバーグ作品の中では地味に感じるかも知れないが、良作であることに異論はない。
お勧めです‼
ギネス

ギネスの感想・評価

3.6
ペンタゴンペーパーズって、なんかで見たり、聞いたりしたことがあるけど、この映画を通して知ることができました。その後に続くウォーターゲート事件など、歴史を風化させないためにもこういう作品は大事だと思う。題材がシリアスなので見る人を飽きさせない工夫が必要だと思う中、そこはさすがスピルバーグですね。メリル・ストリープの少しもっさりとした演技も味があって素晴らしい。
minmin

minminの感想・評価

4.2
政治や歴史に詳しくないけど惹きこまれる。
あらためてメリル・ストリープとトム・ハンクスの演技が素晴らしいことを思い知らされた。
笑顔を見せながら張り詰めた空気を出す2人の演技、強烈。
当時の新聞社、タイプライターや記事を印刷に回す機械、そして新聞が刷りあがる過程、アトラクションのようで見ていてワクワクする。圧倒される。
髪型や服装、上流階級とヒッピー、様々な部分から時代を感じるし、それがお洒落。
今は指一本でなんでもできる時代、命をかけて守りたいものは誰にも取られないようにしっかり抱えて走り抜く大切さを教えてくれる。
aya8

aya8の感想・評価

-
歴史の背景を知っていればもっともっと入り込める作品なのに(。-_-。)自分の無知さ加減に残念です(。-_-。)
内容はすごく良かったです‼︎
yako

yakoの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ベトナム戦争の最中だった1971年、アメリカで反戦運動が盛り上がっていた頃、新聞社が政府の極秘文書“ペンタゴン・ペーパーズ”の存在を暴く。

最初に報道した「The New York Times」ではなく「The Washington Post」のお話。

報道の自由の問題や女性の経営者の葛藤など描かれていた。
「報道の自由を勝ち取るのは誰か」

ついこの間エンタメに振り切った傑作「レディ・プレイヤー1」を撮ったスピルバーグ監督が、今回はある意味真逆の硬派な作品をぶち込んでくるのは恐れ入る。

実話ベースのドラマだが、新聞社が弾圧に負けることなく世の闇を世間に晒すという展開は、「スポットライト」に近い。あちらはカトリック教会だったが、こっちの敵は政府とあの悪名高きニクソン大統領。掲載されるまでのワシントン・ポストの面々の葛藤、地味になりそうな題材をベテランスピルバーグの職人芸によって緊張感があり、のめり込めるデキになっているのは流石。

この作品自体、今の世だからこそ作ったんだろうなあ。スピルバーグ本人が「今、撮るべき作品」として、トランプ就任45日後に製作を発表し、先に予定していた作品を前倒しして撮影を敢行したというエピソードがあり、この映画と今のトランプ政権に重なるトコがあったからこそのコトだろうと思う。

難点は全体像を掴むまで時間がかかるというコト。似たような風貌した人達も多いし、ベトナム戦争関連に対する知識が無いと前半とかついて行くのに必死になる。会話劇が中心なので派手さを求める人にも不向き。自分はこういう闇に立ち向かう展開や会話劇が好みなので楽しめたが、それでも序盤はちょっとついて行けなかったよ。

あと、ワシントン・ポストにフィーチャーした映画だから仕方ないんだが、一番の功労者は実際にペンタゴンペーパーズを地道にコピーしていった冒頭のエルズバーグとかいうアナリストであり、そこの活躍が本当に最小限しか無かったのも残念。

とかまあ色々言いましたが、「スポットライト」が面白かったならこれも文句なしに楽しめるかと。オススメ。

—————ここからネタバレ—————




















ラストがワケ分かんなかったけど、あれかの有名な「ウォーター・ゲート事件」だって。その事件もワシントン・ポストがスクープしたので入れたのか。なんか急に不穏な感じになったので誰か死んだのかと思ったよ。
ぼぶ

ぼぶの感想・評価

3.8
少し知識をつけておくと、更に面白い。
シークレットマンも要チェック!