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STOP2017年製作の映画)

스톱/Stop

上映日:2017年05月13日

製作国:

上映時間:82分

2.6

あらすじ

「STOP」に投稿された感想・評価

smitani

smitaniの感想・評価

2.0
???これは観なかったことにしたいぐらい観てらんなかった。。。9.9割は主演俳優の棒読み台詞のせいっ💢
監督が死んだのをきっかけに観るのはどうなんだとは思いつつも追悼上映的に観た。

思想的には全く共感しないけど、監督が単独で日本に乗り込み、撮影、録音などをほぼ一人で手がけたという気概は買いたい。「鉄塔のシーン」の、途方も無い相手にたった2人で挑んでいる感じは、どこかこの映画に対する監督自身が重なり、不思議な高揚感が出てくる。

出てくる人々もクレイジーだけど、この映画をなるべく作らせない、上映させないようにした日本の環境も病んでる気がする。

1つだけ、これを観た人が新宿と福島が電車で30分ぐらいの距離にあると勘違いしないか、それだけが心配である。
震災後の日本をテーマにギドクが単身乗り込み、監督・脚本・撮影・録音・編集・配給まで一人でやってのけた問題作。
「どうしても撮りたいんだ!」という凄味や気概は感じるが、気持ちが先走り過ぎていて残念ながら信者からみても失敗作と言わざるを得ない。
やはり2010年代のギドクは作風の変化が余りに顕著、監督作品を観るのはこれで16本目になるが現時点で断トツのワースト。
3.11後、原発事故や放射能を題材にした作品は多数製作されたがその中でも本作は相当酷い出来(それでも園子温『希望の国』よりはマシだと思う)。
例えば『おだやかな日常』や先日観た短編『残光に祈りを』のように抑えた演出で冷静に撮っていたらもう少しどうにかなったのでは。
ゲリラ撮影の東京パートがほぼ新宿と思い出横丁なので見慣れた景色が多数出て来て、ここにギドクが来ていたのかと思うと感慨深くはあった。
外国人監督が日本を舞台にする際に必ず目に付く違和感も幾つか、同じ東アジア人なのでまだ許容範囲レベルではあったが真面目に観ているのが馬鹿らしく思えてくる箇所もチラホラ。
特に役者の台詞回し、妙に節が付いていたり不自然過ぎてキツい。
自分が日本人なので余計に気になってしまう。
映像からも超低予算で製作された事がひしひしと伝わって来る。
狂女が出て来る辺りなんて『ビー・デビル』かと思ってしまった(『ビー・デビル』のチャン・チョルス監督はギドクの助監督などをしていた)。
あと、映画に限らずこういう非常時に冷静さを失いヒステリックに金切り声あげて喚き叫ぶ女が1番嫌い。
心底不快でイライラしてくる。
3786

3786の感想・評価

2.9
男は正義にずれたことはしてない気がする。ただ大切な人への愛情表現の仕方が違っただけで。
ってそれレベルじゃねえよ。
正義も度を越すと反感を買うから怖い。
また障がいを持つ人をいじめるのは本当に良くない。苦しみの量が元から違うのに。
 クオリティ云々よりも、この制作体制でガッっと日本に乗り込んでガッっとこのストーリー撮る凄みみたいなものをひたすら感じる。原発事故からそんな年数も経ってないし、まだまだ謎に包まれている事情とか憶測だけの部分もあるにせよ、とにかく「今」切り取って描かないとという信念を感じる
 それ以外はもう俳優陣のお芝居も部分的にすごいとこはあるにせよ基本的には「ああ……」って感じ(この題材で外国人役者にリアルな演出つけるのは難しすぎる)だし、予算規模も「ああ……」って感じで、でもこうなることは事前に想像できた上で「でも今撮りたい」ってことだったんだろうな
 キム・ギドクの映画、全く観たことないままパワハラ&セクハラの事件知って当時微妙な気持ちになったんだけど、やっぱり個人的には作品自体を断罪するのは違うと思う。それをやり始めたら過去の名作映画、それに限らずあらゆる過去の芸術はほぼ全部死ぬ
 未来に向けて(作品内容、制作過程共に)あらゆるハラスメントのない芸術表現を目指すのはわかるけど、その価値観を過去の表現にまで持ち込むのは違う。それは歴史の修正だと思う
 だからもし例の事件が事実であるならしかるべき場所で本人だけが罪を償う、それ以上でもそれ以下でもない
ゴリラ

ゴリラの感想・評価

3.0
キム・ギドク監督の21本目の作品

キム・ギドクが単身で日本にきて監督、撮影、録音、編集、さらには配給までやったという熱のこもった作品

…なのは伝わるんだけど、日本人役者の皆さんの演技がこれまた目をつむれない有り様…
噛むわ、ごもるわ…
日本語が分からないからNG出せなかったんかな?と思わざるをえない
『リアルフィクション』を3時間20分で撮るような監督だから強引に押しきっただろうなとは想像できるが…
巨大な鉄塔切るのにちっちゃなグラインダー!
予算押さえ目感じが涙ぐましい…

内容的にはこりゃ日本人には撮れない・撮らないなという感じ

マサカリ妊婦と嫁さんテープで羽交い締めにキム・ギドク節が垣間見れた
Mi

Miの感想・評価

2.5
原発で使われてる電気を全て消したい男と汚染された肉を解体する男が出会う話。放射能ベイビー怖いッス…
さすがキム・ギドク。超嫌な作品を作りますね。

はっきり言って、映画のクオリティは低いです。手が不足していたのかな?役者以外キム・ギドクってのも頷けます。
歯に衣着せぬ演出っていうんですかね。観客の想像には任せない表現で、気分は悪くなりますね。
全部電気のせいってのは、かなり幼稚な議論だと思うんです。でも、主人公たちが囚われた強迫観念って、あの当時には間違いなくあったもので。
その感覚って実は日本人では作品にして後世に残しにくいんじゃないかと思うんです。だから、「よくやってくれた」と僕は思うんですね。(誤解なく伝わればいいな。)

電気など文明に頼り過ぎていた生活を罪とし、その贖罪がテーマだと思えば、とてもキム・ギドクらしい映画だと思います。
yuko

yukoの感想・評価

2.0
2020.3.31 U-NEXT

震災後、お腹の赤ちゃんへの放射能の影響が気になる妻と、絶対産んでほしい夫。
「俺たちの子供は絶対に大丈夫だ!人間はそんなに弱くない!」
「私の身体の中でモンスターが育ってるのよ!早く出してよ!」
「そう思うならワカメを食べてくれよ!」って。

謎の堕胎請負い業者が登場したり、
カマを振り回す女が奇形児を出産したり。
そんなこんなで今度は夫の方が堕胎を勧めるが、妻は「今まで電気を使いまくってきた報いとしてすべて受け入れる」と出産を決意。
全部電気のせいだ!と送電線切断に挑む夫。

7年後...
小学生になった息子はヘンテコな障害を持っている。

これは...どう観たらよいものか。
キム・ギドク監督が撮った震災後の日本。
う〜ん、こうなっちゃうか〜って感じ。
日本人として観るので奇妙さが増すのかも?
ゲリラロケなど駆使した映画完成までの勢いは支持するが、あまりに荒唐無稽っぷりの度が過ぎててシンドい。
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