このレビューはネタバレを含みます
2018年、144本目。
TIFF4本目。(上映後Q&A)
主演女優たちによる、想像を遥かに超える三つ巴。
人間の本質に迫る愛憎。
三人の関係性はパートが進む毎に変容していく。
敵にもなり、味方…
これは監督とエマストーンの組み合わせで見ました。
初めは純粋なサクセスストーリーかと思ったら全然違った。
主人公は野心家で人を利用して地位を手に入れようとする。
それで主人公は、幸せになれたのか?…
主権争いがメインのお話だけど最終的には「どれが本当の愛?」という風にも見えたなー
めちゃくちゃキツいサラはアナグマみたいとかひどいこと言ってくるし髪の毛天使みたいだよって言ってくれるアビゲイルの方が…
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アンの部屋に通うシーンで、サラ蝋燭の揺らぎと若干引いていくカメラが、その後の落目を思わせるんだろうかとか、
民の目線から見たら上に立たざるを得ない女王の煽りのアップはとても美しいとは言えず、アビゲイ…
女王陛下も女官も侍女も、三者三様に気高く醜悪で、卑猥で悲しい。着飾った貴族らが卑しく脳なしであるように、喜び、妬んで、宮殿は煌びやかでゲロまみれである。
そんな景色を切り取るヨルゴス・ランティモス…
■一言で言うと
つまらないワケがない
■もう少し詳しく言うと
何かの記事でランティモス監督がピーター・グリーナウェイをリスペクトしている、という記事を読んで、とても腑に落ちた
この映画はグリーナウ…
(C)2018 Twentieth Century Fox