ドキュメンタリー的な撮り方でリアリティがあった。役者に演技をさせているというより、役者のありのままを拾って映画にまとめた様な。メイン登場人物すべてが生きる事に辛そうに見えたけれども、現代はこんな人達…
>>続きを読む秋葉原版「マグノリア」といった感じでした。
メインテーマが「Save Me」というのも偶然か必然か。
ラスト、運送屋で働く男が公衆電話で怒りを爆発させる姿。心の中では滝のように泣いているのだと思うと…
このレビューはネタバレを含みます
冒頭はスタイリッシュでカッコイイMVのようだが、作品全体の世界観はドキュメンタリーと、フィクションが入り混じっているような世界観。
それもそのはず。メインの話は実際にその役をやる俳優に起きた事件を…
秋葉原で生きる3人の男女がそれぞれの不幸な境遇から逃れるためにもがく姿を描く
秋葉原無差別殺傷事件で母を亡くした娘
アイドルとしてステージに立つもなかなか芽は出ず、リフレで身を売る生活をしている
…
2時間通して誰も何も一切良い方向に進むことはないし、映画の中の誰も何も得ない。でも人生、現実、そういうもんだよなと思う。この映画自体が丸々人間の営みや社会や人間たち自身のノイズそのものの集合であると…
>>続きを読む映画の余韻でふわふわしている頭のまま
映画館の熱気をすり抜けて無心で歩き続けた。
心は映画に引っ張られて、なにも考えられなかった。
耳に飛び込んでくる話し声や笑い声、足音、店から漏れる音楽。すれ…
母校のOBが監督をしている作品。
秋葉原無差別殺傷事件に巻き込まれた3つの家族のエピソードを軸に悪とは何かを問う力作。
3つのエピソードを交互に交差するように、そして時間軸も変えて観せていく構成の仕…
©「Noise」製作委員会