映画において「現実と虚構」といえば超ゴダール的なテーマですが(あくまで僕の中で)、扱うのはキアロスタミ、テーマに対してゴダールとは違うアプローチをするのは当たり前か。
ゴダールが「虚構性」それ自体に…
たぶん高校生のころ?(公開の翌年とか?)にWOWOWで観て、訳わからないけど、映画観を変えられた作品。デジタルリマスター化されて、初めて映画館で観たけど、やっぱり好きだわ。
主人公がほとんど無表情…
アッバス・キアロスタミ監督作。
カンヌ映画祭パルムドール作品。
人生に絶望した主人公が自殺を助けてくれる人を車で延々探すイラン映画。
全編主人公がただ車に乗って人を探しては乗せては降ろすを繰り返…
キアロスタミのパルムドール受賞作。
こんな完璧な映画があるのだろうか、とおどろくくらいに完成された映画。
自殺を手伝ってくれる人をさまよいもとめる男が、出会った兵士、神学者や剥製師と会話をする中で…
人生にふいに訪れる、自然に肯定されるような瞬間。言葉にすると陳腐な感想しかでてこないけど心の薬みたいな映画。生きてるって素晴らしい。映画は映画館で観たいタイプですが、桜桃の味は天気のよい夜に野外で観…
>>続きを読む(C)1997 Abbas Kiarostami