このレビューはネタバレを含みます
20221201 自分用忘備録
いわずと知れた大家の名作をいまさら見るという。
ラストにはあきれた。ボーゼン。またアレをやられるとはね。他にもやり方あるくせに、知ってるくせに、ずるいよ。
「もう一…
自分の車に人を誘い入れてはある奇妙な依頼をする中年男のバディ。
これまでに観たアッバス・キアロスタミ作品の中でもっとも重く切ない。明るい未来の見えづらい現在、投げかけられるものが大きい。「生きるこ…
『友だちのうちはどこ?』がよかったので、アッバス・キアロスタミ監督作二本目です。一見、地味で淡々とした作風だけど、いつまでも尾を引きそうな印象深い映画でした。
ひとり車を運転する男の顔にはすでに孤…
何回も寝落ちしてしまって何回も挑戦してやっと見れた作品
悲しいかな私はまだこの映画の良さを本当に理解できるレベルには至っていないみたいだった
壮大な自然やじんわり響く言葉より必死に何か頑張っている様…
博物館での老人とウズラのシーンが肝だった。
タイトルの桜桃の味がこれでもかというほど良いタイミングで出てくる。
アッバスキアロスタミ、目線の動かし方がうますぎる。
自分が感じている魅力の根拠を説明で…
自殺をテーマにした作品であるが、シンプルに淡々と物語が進んでいく。道中で出会う人間たちが皆やさしく良い人。砂埃が舞うイランが舞台であるが、繊細な自然の美しさを誇張することもなく、丁寧に作られている印…
>>続きを読むカンヌでグランプリを獲ったという作品なら、自ずと中身も詩的なものになるというのは予想出来る。
自殺を考えてその幇助を頼むため男は車を走らせ、その手伝い人を探していく。
当然自殺に手を貸そうとする人…
「桜桃」の味。そもそも何て読む? 「おうとう」か。
意味は? サクランボのことらしい。
いかにいってもDVDの表紙が渋すぎますが、なぜか無性に興味をそそられたため鑑賞。
なるほど、これはまた渋…
ショットがきれい。実際にその地に行ったと錯覚してしまうような質感。監督は小津のファンということですが、固定カメラが多く構図がきれいなのはまさにその影響でしょう。
ストーリーは味わい深く、穏やかな気…
(C)1997 Abbas Kiarostami