「自殺が大罪なのは僕も承知している。だが、不幸であることも、同じぐらい大きな罪だ」
車の中、運転席と助手席の距離での横向きの語らいというのは、時に劇的な演出効果をもたらす。
これは映画に教えても…
行っても友達、行かなくても友達。桑の実おじさんの話が全部沁みた。人生の極論を語っていたように思う。きっと主人公が本気で死にたいわけじゃないと、死ななくていい理由を探しているだけだと勘づいていたんだろ…
>>続きを読むアッバス・キアロスタミ監督作品
人生に絶望した男が自殺の協力者を探し、生きる意味を知るまでを描く
自らの命を絶つという目的と覚悟を決めた主人公
砂山や砂利道の景色、車を運転する風景
限られたカメ…
初アッバス・キアロスタミ。
<心の持ちよう>
今までは、幸せって何だろう?と考えることが多かった。
映画を通して自分の立ち位置を確かめて、まだ、やれる!と。。
一歩踏み出す勇気を映画からたくさん…
荒野、そこに保護色のような
ボディーカラーのレンジローバー
それだけで目の保養
メンヘラおじさん、
最後のドライブ
彼に何があったのかが
全く語られないところが特にいい。
若者は自分の置か…
配信終了直前・キアロスタミマラソン⑥
最期のひと時には淡い世界が見える。みなさんの目には?
車を走らせて自殺を幇助してくれる人間を探すバディという中年男の物語。死のうとすると世界は美しく淡い色に見…
老人の言葉に心動かされたというより、主人公は多弁でコミュニケーションを取るのも上手いけど、老人との会話は逆転して老人が多弁になる。自分に絶え間なく話しかけてくれて自分の方に向いてくれてる事に心動かさ…
>>続きを読む(C)1997 Abbas Kiarostami