イナゴの日の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『イナゴの日』に投稿された感想・評価

ryu

ryuの感想・評価

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カレンブラックはハマり役。父親も凄く良かった。死ぬ間際の語り、ニキビを気にする娘越しの鏡のショット。
あの子供は人をイラつかせる天才。
愚かで寂しい人ばかり。
ハリウッドに翻弄される人々の、というの…

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24.02.2024


最後の群衆は、誰かへ牙を向けてるのでもなく、自分の欲求があるでもなく
ただただ攻撃するだけのものになってる
意味もなく
強い邪悪を感じるわけでもなく
思考がぽって浮いちゃっ…

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似太郎

似太郎の感想・評価

4.6

『真夜中のカーボーイ』のジョン・シュレジンジャー監督✖️脚本ウォルド・ソルトによるもう一つの『ハリウッド・バビロン』或いは『バートン・フィンク』みたいな狂った群像劇。

戦前の不況が立ち込めるハリウ…

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DOMMUNEでトラウマ映画が特集された時に、
この映画のラストの地獄絵図をみて、なんじゃこりゃ〜となって
初めてDVDで全編見直してみた。

「バビロン」のようなハリウッドの内幕ものである一方、

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パン

パンの感想・評価

4.0

まるで夢の中のような独特な画質でマルホランドドライブに少し似てる。
この映画、ジャンルとしてはデカダンスになるだろうか。

いや~それにしても集団心理とは恐ろしい!
何かがきっかけで抑制を失い(直接…

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「真夜中のカーボーイ」(1969)のジョン・シュレンジャー監督が1930年代後半のハリウッドを舞台に赤裸々な人間群像を描く。

1938年。映画会社パラマウントの美術部に就職することになったトッドは…

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AONI

AONIの感想・評価

3.5
ハリウッド全盛期を舞台にした華麗なる内幕モノを期待していたら、ハリウッドで暮らす底辺住民たちの生態を悪意たっぷりに描いた作品で、観ていて精神的に疲れる。

キラキラした夢の世界と見せかけて、嫌〜な空気が立ち込めるハリウッドで巻き起こる一人の女性を巡る愛憎劇。

人が他者への思いやりや希望を失った成れの果てを観た気がする。
人を人たらしめる物を失った時、…

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シズヲ

シズヲの感想・評価

3.5

映画業界が隆盛した1930年代を舞台に描かれる“日陰者たちのハリウッド”。見る前はハリウッド・バビロンを想像していたけれど、実際はそこまで“ハリウッドの醜聞”的な世界には突っ込んでいなかった。映画界…

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西東京

西東京の感想・評価

5.0

ケネス・アンガーがスクラップしたデカダンスなハリウッド・バビロンから名声と煌びやかさを抜いて、夢と毒だけ残したような映画。何者でも無いまま暗黒のハリウッドに呑まれる人々。なぜかシンプソンズの父と同姓…

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