花筐/HANAGATAMIの作品情報・感想・評価・動画配信

『花筐/HANAGATAMI』に投稿された感想・評価

NM
2.8

花筐とは日本の伝統的なお花を飾るカゴ。
世阿弥が書いたとされる能のタイトルで、女が狂おしいほど恋する話。花かごは恋する皇子からもらったもの。久々に再会するときに女は皇子の行列を乱したとして花かごを官…

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3.5

大林の遺作で、ずっと構想していたという。
知人にCM制作をしている人が居るのだが、大林は自分の映画の制作費の捻出の為に晩年までCMのディレクターをやっていたそうな。大林程の監督でも中々予算が組めない…

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3時間近く炸裂し続ける大林節に胃もたれ。
尖りまくった世界観にハマる人はどっぷりハマりそうだが、ハマらない場合は苦痛極まり無い…。
仰々しい台詞回し。露骨な合成っぷり。奇妙な発声の黒眼がデカい窪塚弟…

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4.6

筋の通った「散文」じゃなく、詩のような「韻文」的な映画に、特に晩年の大林はどんどんなっていった。
「カラマーゾフの兄弟」を読んで、モチーフの多重さに唸った。これは言葉でなければできない技で、映画やマ…

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情報量がかなり多い。

しかも、
何かの文学作品を読んでいるかのような作品。

観始めは、
気絶を覚悟していたが、
それ以上に圧倒されて、
気絶は免れた。笑

主題は反戦かなと。

如何せん、
情報…

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このレビューはネタバレを含みます

大林監督好きなので、らしいなあとしっくり。顔の良い監督、大林節。
凄く昔に脚本化していた作品。「当時好き勝手作って上映したって誰も観ないから、(やっと映像化出来た)」的な事を大林監督が仰っていた記憶…

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東京国際映画祭の大林宣彦特集にて。

大林さんの映画を久しぶりに観たので、めまぐるしい展開に始めは驚いたが、そのうち呑み込まれていく。後でいろいろ見返してみると、昔から一貫している大林ワールド。

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4.5
大林に鈴木清順と寺山修司を足してそのままぐちゃぐちゃにかき混ぜたような映画だった。
遺影の南原清隆がその後に効いてくるかと思ったらそんなことはなかった。
武田鉄矢の演技があまりにも大林っぽくなさすぎる
3.8
こんなに文学的なムードの映画だとは思ってなかった。まさかの吸血映画。血液、ワイン、薔薇。レコードの盤面に「ノスフェラトゥ」の文字。
この内容に唐津くんちまで入ってきて、ビジュアル的にも混沌としてくる。

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