ハワードはインスタントの神になるわ
いま観ても相当に射程の広い作品。
もう半世紀近くも前にメディアのどうしようもない倫理感のなさを暴いてみせた。
オンエアーの裏側で何が起こっているのか 調整室での…
最後の最後で鳥肌立っちゃった。こういう映画体験は最高だ!
作中常にギリギリのラインで踏みとどまってた悪趣味要素がラストで一撃効いてきた。
みんながみなエゴの塊でわかりやすい欲望に期待を裏切らない展…
このレビューはネタバレを含みます
舞台は視聴率の低迷から赤字続きのテレビ局。ある日、その煽りを受けて突然クビを宣告されてしまったニュースキャスター、ハワードは放送中に開き直って「1週間後、番組の途中で自殺します!」と、とんでもない…
>>続きを読む【第49回アカデミー賞 脚本賞他全4部門受賞】
『狼たちの午後』などの社会派映画の巨匠シドニー・ルメット監督作品。アカデミー賞では作品賞など『ロッキー』と並び最多10部門ノミネート、脚本賞、主演男優…
封切られて半世紀近く経った今こそ、この映画の最後のセリフがこれ以上なく痛烈に("痛快"さはまったくなく)響くのではないか......「メディアによって死に追いやられる人間」、もはやひとつの死因のジャ…
>>続きを読む昔見た。
資本主義社会におけるメディアの危うさを描くコメディ。こういうことが起きないように、公営放送があるのだと思うが、結局みんな公営放送より観客のニーズに直接応えるメディアしか観たくないという現実…