ジアド・ドゥエイリ監督作。ベイルートを舞台に、ささいな口論から国を揺るがす法廷闘争に発展してゆく二人の男性の姿を描いた人間ドラマ。アカデミー賞外国語映画賞にレバノン代表作品としてノミネートされた「法…
>>続きを読む人種、宗教、歴史。それらは全ての個人と綿密な「繋がり」がある。そんな事を再確認させてもらえた作品だった。作中の人々のキャラが極端に個人主義的で魅力があり、大きな力に絡め取られそうになりつつも、「繋が…
>>続きを読む感想川柳「壮絶な 過去の果てに 今がある」
予告が気になって観てみました。φ(..)
レバノンの首都ベイルート。パレスチナ人のヤーセル・サラーメとキリスト教徒のレバノン人トニー・ハンナが、アパー…
レバノンのベイルート。出産間近の妻と暮らす自動車工のトニーは、キリスト教右派政党の熱心な支持者である。違法建築の住居が並ぶこの地域でトニーの家のベランダの配管もむき出しになっており、こうした家屋の補…
>>続きを読む映画館では無理かもしれないですが
この作品 大人だけで見るのでなく
お家でお子さんと一緒に見て
作品に描かれていることを一緒に考えることをお勧めしたい1本
『判決、ふたつの希望/原題:The n…
内情は詳しくはないのだが、レバノンのパレスチナ難民問題に真正面から取り組んだ裁判劇。脚本、出演者が素晴らしい。
こういう難民問題は欧州全体で抱えていることを思うと、日本人にとっても無関係ではない。
…
『判決、ふたつの希望』(原題 THE INSULT 侮辱)鑑賞。ざっくりした感想になるが、法廷劇作品としてまず素晴らしくて、映画らしい魅力に溢れた作品、観れてよかったとしか言いようがない。都内がTO…
>>続きを読む「国家=人間」、それぞれに家族や仲間、喜びや苦痛、歴史や思想があり、ふとしたきっかけでそれらの違いが揺れ動く様を見事に描き出しています。ストーリーも素晴らしかったけれど、主人公2人が「もう争いたくな…
>>続きを読むこれはすごい。ただの法廷ものではない。
実に些細なトラブルが難民問題を喰らいながら国家規模まで大きくなっていき、差別・ヘイトの可燃性の高さを思い知らされる。
問題が当人たちの手に負えないほど肥大した…
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