若き天才グザヴィエドランに焦点を当てたドキュメンタリー、マイマザーからたかが世界の終わりまでを振り返っています。
ドラン自身とドラン組の俳優たちが作品、映画制作、そしてグザヴィエドランとはどういう…
グザヴィエの監督した作品は得意じゃない、といつも観終えてから思うんだけど、それでも新作が出るとすぐさま観てしまうのは、やはり無意識下にある感性の一部が、反応する部分があるんだろうな。
意識上としては…
ドラン監督作品を全制覇したので思い出したように彼のドキュメンタリーを観る。1年ぶり2回目。
本当に彼は全部やってるんだ。映画を心から愛しているから。
私が忘れかけていたものを思い出させてくれた。…
このレビューはネタバレを含みます
”若き天才”
と一言で片づけるにはあまりにも無礼だなと思った。
映画を作るプロが全員映画学校に行って勉強してるわけではないこと、つまり伝えたいことがあって仲間がいれば専門学校に行ってなくても努力して…
自室に自分の映画のポスターでっかく飾るくらいの自己肯定感持ってるのに、意外と世間からの評価を恐れてたりする人間臭さと不完全さ、最高に愛。
関係なさすぎるけどたまに首にゴリゴリのキスマついてるのめち…
1番好きな映画監督のドキュメンタリーなのでそれはそれはたまらない1時間。
音楽・ファッション・映画・原体験…色んなものを経験して吸収して映画に昇華させる、映画だからできることをする、そのための勉強や…
デビュー作「マイ・マザー」から「たかが世界の終わり」までを巡ったドキュメンタリー。本編52分とかなりコンパクト。
ドランの映画製作にむける熱意、姿勢。インスピレーションの源、デビュー作を生み出した…
いつか死ぬかもしれない…
漠然とした恐怖があって生き急ぐように
映画を撮ってるとは知らんかった。
共演した俳優、一緒に働いたプロデューサー等々、
みんな年上なのにバンバン彼を褒めまくってて本当に天才…
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