マリア・ブラウンの結婚の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 50ページ目

『マリア・ブラウンの結婚』に投稿された感想・評価

R

Rの感想・評価

4.9

オープニングからすごいインパクト! 壁にかかってるヒトラーの写真がドーン!と爆音とともに吹っ飛んで、周りでドカンドカン爆撃が起こってるのに、それでも結婚するのよー!と、すさまじい執念で結婚手続きをす…

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映画館で再見。VHS画質より別格の美しさのマリアの衣装と微笑。文字通り時代と寝つつも愛は一つと信じ込む生き様は要領いいのか悪いのか。爆撃結婚式と一等車での誘惑、随所の浅ましい煙草演出が素敵。戦後西ド…

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DVDで鑑賞

オープニングでめちゃくちゃ引き込まれた。内容はバカだから解説読んでやっと納得。初ファスビンダーだったけど、本作はラジオのニュースといい音楽といい「音」の使い方が巧みだなと思った。あの…

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netfilms

netfilmsの感想・評価

4.0

 第二次世界大戦真っ只中のドイツにおいて、一組の男女が結婚を交わす。晴れてヘルマン・ブラウン(クラウス・レーヴィチェ)の妻になったマリア・ブラウン(ハンナ・シグラ)はその余韻に浸る間もない。指輪の交…

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マリア・ブラウンとは、すべてを失った戦後ドイツ「そのもの」である。個人の歴史に、時代性をここまではっきり刻み込む手法は流石。恐ろしいことにこの映画の中で、政治的寓喩でないものは一つもないのだ。
adam

adamの感想・評価

3.9

第二次世界大戦後期、そして戦後のドイツを背景に、軽やかな語らいで構成されたマリア・ブラウンの淫逸な結婚生活。彼女は愛人を沢山持ちながらも、戦時中から変わらず夫たった一人を愛することを頑なに誓い、愛に…

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愛する旦那を想って他の男と寝る女
『奇跡の海』なんかを思い出したが、やはり違う
マリア・ブラウンは、断然強い。

ドカーンで現れる赤いタイトルバックから
ドカーンで現れる赤いエンドロール
笑けるほど…

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spacegomi

spacegomiの感想・評価

4.3

ファスビンダー②

爆撃音と赤字のクレジットで埋め尽くされたタイトルバックに度肝を抜かされた。
生きていくためなら他の男に抱かれることも厭わないマリア。しかし決して快楽に溺れるわけではなく、魂を売る…

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kunou

kunouの感想・評価

4.2
ファスビンダーとかシュミット、ダグラス・サークの作品観まくりたい。
何も悪いことしてないのに性別が男だというだけで観た後なんかすごい萎える。

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