モアナ~南海の歓喜~に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『モアナ~南海の歓喜~』に投稿された感想・評価

今はなき岩波ホールで観た、思い出の映画。

通過儀礼なき現代において、拗らせてしまい、一生モラトリアムを生きる自分には眩しかった。

岩波ホールで観たのは、結局この一作のみ。もっと行っておけば良かっ…

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観ていた大半のひとは寝ていたし、僕もちょっとだけ寝た。そんな空気が流れていた。よい映画だった

フィックスの画角は機材が大きすぎて簡単に動かせないからそうなったのか、単にそうしたかったのか、アップが多く、モアナの踊りはもっと俯瞰してほしかった。あと遠景になるとピントがぼけたように見えるのはちょ…

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su
4.0
絵の具が溶けていくように水の波紋と混ざり合い戯れ、時に飛沫をはね返す身体の存在感。
細いココナツの幹を尺取り虫みたいに登っていく驚異的な光景の愛おしさ。
3.6

ヤシガニを岩場から引きずり出すシーン。何するの?からの火起こしでジリジリ引っ張って、煙を岩場に送り込んで煙が隙間から出てくるのを、別カットでおさえるって流れが劇映画のカット割だったり、モアナが踊る場…

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sonozy
4.0

ロバート・フラハティ監督による南太平洋サモア諸島で暮らす人たちを捉えた1926年のサイレント映画に、監督の娘モニカ・フラハティが1980年に現地で会話・歌・環境音を録音したものを当てサウンド付きとし…

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山内
3.8
ドキュメンタリーとしては見なかったな。
樹皮を伸ばすシーンが生活感あって一番好き。ココナッツ削るシーンが次点。

ロバート・J・フラハティ監督作品。
サモワの島の人々の生活を、特に青年モアナに寄り添いながら映したドキュメンタリー。

島の自然溢れる中での部族の生活とその声、自然のざわめきを聞きながらゆったりした…

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3.6

約100年前の作品。

ドキュメンタリーの元祖、ロバート・フラハティ監督特集。

こんな企画を立ててくれる早稲田松竹、素晴らしい!

無声映画だった作品に、監督の娘さんが、現地の音を録音、編集。

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CCC
3.8

100年前のサモアの人々の生活の調べ。
歌やシヴァ(踊り)だけでなく、波の音、風の音、料理、刺青、全てが活き活きとしている。

フラハティ監督の無声映画に娘フラハティが音を付けるフラハティ一家のいい…

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