愛と希望の街に投稿された感想・評価 - 10ページ目

『愛と希望の街』に投稿された感想・評価

なんかみんなやけに優しい。『青春残酷物語』の主人公の飛び抜けたゴミクソっぷりはこの優しさゆえのひずみの結果ということになるんだろうか、擁護するつもりはないけど。この頃から雨量は豪快。
ぴよ

ぴよの感想・評価

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愛も希望もない。
社会批判的な視座は理に適っているものの、
最後まで観るには耐え難い。

以後、渡辺文雄が悪役メインになっていく兆しが伺える。
Jules

Julesの感想・評価

3.7
格差社会の不条理を描いた大島渚のデビュー作。短い尺の中でストーリーが簡潔にまとまっててメッセージがすっと入ってくる。貧困層の負のサイクルを鳩が巣帰りする習性で表すっていう発想がすごいなって思った。
ぺー

ぺーの感想・評価

3.6

鳩を通じて貧しい家族と裕福な家族の関係を描く大島渚監督のデビュー作。社会の不条理を描いてて、監督はこの現実世界は本当に愛と希望で満ち溢れているのか?という疑問を重い内容で描いている。当時の終戦後の日…

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r

rの感想・評価

3.8

裕福か貧乏か、立場の為か生活の為か、貧富の差
境遇と環境をしっかりと残酷に描いている
愛も希望も有るようで無い、ちゃんと苦しく、ちゃんと辛い
不条理な社会傾向には現代でも通ずるものがあると思った
平…

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愛も希望も無い街、そして格差社会を痛烈に描いた名作。

絶対に相互理解のできない"身分"の異なる二人がすれ違っていくのが見ていて痛々しいが、これがまたリアル。
息をすれば生きていける家に育った人と、…

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A

Aの感想・評価

3.0
「時と場合によってはわたしも鳩を売るかもしれません」
階級の差が障害の男女のロマンス。子供・女と男。鳩を試金石にした描写がリアルで今っぽい。
愛と希望の街ってなんて皮肉なタイトルなんだと思ったら、映画会社が勝手につけたタイトルだと知って納得。階層間の超えられない壁、やり場のない怒りは現代にも通じる普遍的なテーマ。心に重く響く。
靉靆

靉靆の感想・評価

3.5

貧困と富裕層が混在する日本社会を、鳩を通じて強烈に描く。

帰巣本能のある鳩と、苦しい暮らしから抜け出そうするも失敗に終わる正夫。この二者はどこか似ているように感じた。生活を豊かにするために働いてい…

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nanashi

nanashiの感想・評価

2.6
日本のことでないような幕引きが強烈だが、そこに至るまでの良さが解らず。鳩と格差。社会問題・不条理への意識を感じる。

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