愛と希望の街に投稿された感想・評価 - 8ページ目

『愛と希望の街』に投稿された感想・評価

ニシ

ニシの感想・評価

-
切り返しショットで人間と人間の断絶をこれでもかと描いていく姿勢がすごい。その姿勢は好きだけど、鳩小屋の破壊と鳩を撃ち殺すのだけじゃヌルすぎる。大島渚にはもっと劇薬を使用して欲しいと思わせる処女作。
suama

suamaの感想・評価

3.8

裕福か貧乏か、立場の為か生活の為か、貧富の差
境遇と環境をしっかりと残酷に描いている
愛も希望も有るようで無い、ちゃんと苦しく、ちゃんと辛い
不条理な社会傾向には現代でも通ずるものがあると思った
平…

>>続きを読む
薔薇

薔薇の感想・評価

-

大島渚監督。
家族のために鳩の習性を使って詐欺紛いの行為で生活費を稼ぐ少年と、大企業の令嬢の友情を描く。

大島渚監督の鮮烈なデビュー作。戦後の貧困層と上流階級の溝を川崎をロケ地にし、描いた…

>>続きを読む

鳩は平和の象徴。生きる為に鳩を売って金を稼ぐ。生きる為には仕方のない罪。同情だけじゃ生きていけない世の中。愛と希望を抱き世の中を生きるには、自らの立場を忘れなければいけない人々。撃つか撃たないかで決…

>>続きを読む
ぶりた

ぶりたの感想・評価

3.0
私における鳩は汚いイメージがすごいので、うえぇさわってるってなりました。
ヌーベルバーグというよりネオレアリズモの趣だが、ここでも渡辺文雄が活きる。

何度売っても戻ってくる鳩か。
「愛と希望の街」だなんて嫌なタイトルを付けたもんだ。
大島渚監督のデビュー作。今で言うと、上級国民と下級国民の間の断絶をテーマにしている。ホームドラマが得意芸の松竹で、よくここまで描いた!残念なのは、役者の演技が硬いこと。そこが、後年の大島作品と違った。
#78
大 島 渚(°▽°)
27歳の映画監督デビュー作。
鳩を売る中学生家族と金が有り余る富裕家族

大島渚監督デビュー作だが、鋭い語り口で厳しい内容描いた秀作。元々の「鳩を売る少年」という題名こそ相応しい。"鳩"を軸に貧富・立場のズレを明確に示し問題提起する姿勢は見事。担任の先生の苦悩は、今この時…

>>続きを読む

素晴らしい
雨の中、女の子にとって人生初めての喧嘩の後、二人で石炭の山みたいな所に寝転がるシーンや
兄と担任の先生の暗いbarのシーン
人物同士の交流が溢れる輝きの中で描かれてるからこそ
アカンのか…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事