赤い天使の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 32ページ目

『赤い天使』に投稿された感想・評価

もた

もたの感想・評価

3.7
生々しい
人間としての尊厳を失いそうななかで肉体の快楽を求めてしまう苦しみ
戦線でのラストはイマイチかな...
YukiSano

YukiSanoの感想・評価

4.5
戦争と救命、女と狂気、慈悲と自死、エロスとタナトス。
大傑作。
JBL

JBLの感想・評価

4.5
増村監督らしい人間のエグさや脆さが濃く描かれている。
特に後半のベッドシーンでは険悪感が凄まじい。
人間の欲は一線を越えるとモラルも忘れ欲望に埋もれてしまう。その様は醜く儚い。
キリスト教において悪魔は、かつて天使であったという。
戦争という極限状態の中で、誰が天使で、誰が悪魔なのだろうか。
vizilake

vizilakeの感想・評価

5.0

戦争映画と言うとメッセージ性をメインにしていて、本来の映画としての楽しみは少なく感じる。。
『ゆきゆきて神軍』のような戦争の実態のえぐり出し方や過激すぎるジャーナリズムは本当に素晴らしいし非の…

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えなこ

えなこの感想・評価

4.8
戦争がもはやフィクションである私たちだからこそ見なくてはいけない作品。

無常にも切り落とされる手足の生々しさ、戦場を生きる男女をタイムスリップでもしたかのようなリアリティを感じて見ることができます。
JackButler

JackButlerの感想・評価

5.0

日中戦争の前線における野戦病院の従軍看護婦の物語。

負傷兵の切り刻まれる手足、性の本能。目を覆いたくなるような衝撃的な映像の連続なのに目を背けずにはいられない。

なぜならそこには綺麗事の一切ない…

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mingo

mingoの感想・評価

4.1

「桜はパッと咲いて、パッと散るでしょ」散ることに美を見出した増村保造のセンスや映画的ワクワク感唯一無二。
作品ごとの楽しさがある監督だが、本作もまた想像を超えた。

「ひとを殺すか、女を抱くか、飯を…

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圧倒的物質量、嘘のない汚れ、肉体が欠損する際の叫びとノコギリの音、真っ黒な血の温かさとそのうえを流れる汗、あまりにも苦しい肉体の本能、そしてその中での愛。物凄い質量だった。"暑い"映画、スキ。
兵隊…

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古池

古池の感想・評価

3.8

極限状態での生、性、愛と死。と、いうことで、ヒロインである従軍看護師・西(若尾文子)ですが、ちょっと心境が分かりにくかったです…。
兵士・折原(?)への献身が、同情に加えて軍医殿への愛というか、彼の…

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