"イギリス版『この世界の片隅に』"
1928年ロンドンから始まるエセルとアーネスト、そしてレイモンドの"普通"の人生。
日本にはすずさん、イギリスにはエセル。
その時代を生きた人々が鮮明に描か…
このレビューはネタバレを含みます
スノーマンやさむがりやのサンタの絵本やアニメで知られているレイモンド・ブリックスの両親の物語。
両親の出会い、結婚、レイモンド誕生、レイモンドの成長、両親の死が、当時の時代背景とともに描かれている。…
イギリスの絵本作家レイモンド・ブリッグズの両親の40年にわたる夫婦の日々が描かれた物語。
(アニメ)
英国と言えばお茶と薔薇なんですね♪
淡々と夫婦生活を送っている中での第二次世界大戦の苦悩、細…
よかったあーー
これ、この時代の庶民は、日本でも同じなんだろうなあと思った。
一瞬一瞬の時間を過ごすときが、なんて、かけがえのないものなのか、
この繊細でほのぼのとした丁寧な絵作りがそれを見事に印象…
ヨーロッパのアニメーションは、日本のアニメとはまったく違う方向に進化していったんだなあ、と強く思わされた。
まるで絵本そのものの世界が動き出したかのような繊細な画作り。
一方で物語は、ごく普通の人た…
このレビューはネタバレを含みます
想像とある意味違って驚いた。
戦争前、戦後の政治的な流れも当時のラジオとあわせて描かれていて、はじめは楽観的だったのにだんだん不穏になっていくところとかリアル。
どんどん新しい家具家電がふえて暮らし…
両親のお話。
明るい未来を信じて始まる新生活と、戦争、終戦と、老後。
映像がきれいで、手書き風アニメがおしゃれ。
ものすごいクライマックスがあるわけではないが、人生について、少し考える。
自分…
どれだけ凡庸だろうと、日々を懸命に生きている"わたしたち"がきっといちばん美しい。人生の悲喜こもごも。市井の人たちの強さは、時代も国も超えて共通だなぁと。わたしたちの人生は狭い庭でも立派に育つ木のよ…
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