阪本監督の集大成とも言える映画。原点に立ち返りつつ、現在の(本人曰く丸くなった)阪本順治が見ている世界。そして人類資金やエネルストのような大きな世界も、半世界や大鹿村~で描いた家庭やご近所的な小さな…
>>続きを読む「こっちも世界だからな」
自分が生きてきた世界と同じ空間にいても感じていることや考えていること、想っていることは皆違う。主観的な世界と客観的な世界の乖離と交錯を巧くまとめたなぁという感想。だけど、う…
『凪街ち』で香取慎吾の真骨頂を見たけど、今作で稲垣吾郎の真骨頂を見た。吾郎ちゃんってこんな演技したっけって思うぐらい今まで見た事ない稲垣吾郎だった。 ジャニーズを辞めて二人とも進化してる。 絋のここ…
>>続きを読む知らない世界
「あの頃」と「これから」がいつまでも続く。
誰の人生でも起こりうる“一人で抱えること”。強がることで自ら自分を追い込んでいると気づかされる一作。
言葉も綺麗で濁りなく、地方都市の閉そ…
日本の戦前を代表する写真家、小石清氏の写真展名から付けられたというタイトル「半世界」ですが、写真展で展示された日中戦争中、従軍写真家として撮影された写真について触れているわけではなく、
三重県を舞台…
もう地元ど真ん中の年代もほぼ同世代の人たちの話ですから、前のめりで観てしまいました。人情ものの良さに泣きそうになりましたよ。石橋蓮司が特にいい。コメディリリーフに徹して笑わせてくれます。片田舎の炭焼…
>>続きを読むまず『人生半ば』というフライヤーの言葉は盛大なミスリードかも。
これは性別年齢関係無しのすべての人の物語。
阪本監督から「まだ人生半ばなんて言って今自分が向き合うべきことから逃げていては駄目。自分に…
阪本監督の作品を観るのは初めて。三重の自然豊かな景色であったり、色の質感も洗練されていて好みだった。
特に深夜の海辺や終盤にかけての晴れ間の中での俄雨のシーンは、個人的に凄く好みだった。(この映…
特にのめり込むような作品ではなかったけど、邦画独特の良さをほんのり感じる。
ところどころ入り込めなくて、[ん〜…]って首を傾げてしまった。
面白くないわけではないんだけど。
終盤、夜の海で子ども…
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