このレビューはネタバレを含みます
⑧年ぶりくらいの再鑑賞✧
終始静かで淡々と描かれているのに
とてもエッジの効いたロックな作品♡
自然の囁きにちょっぴり色をつける程度の音楽♬
カメラワークも極々シンプル✧
その生っぽい演出と…
陰惨とした雰囲気がはじめから終わりまで続くようなロシア映画。私は好きです。
父親の高圧的な態度・息子の動揺・長い無言の時間が特徴的。特に無言の時間が父親と息子とのなんとも言えない心の距離を表してる感…
特に主人公の少年の存在感や表情がとても良かった。
最後まで不安定で、箱の中身など、謎を残してあり、上手な作りだった。
箱に関しての監督のインタビューで監督の性格が見えたようで、なんとも言えない気持…
すごくよかった。父の不在、というとてもシリアスな問題を静かに、綺麗に描いていた。
全体的に色味が青くて冷たい、水の中みたいな印象。タワーを上から撮る不思議な構図。飛んでいくビニール袋をずっと追うカッ…
英題は原題に忠実で"The Return"。
自分の父親も丸くなったな〜。
前は自分の中の理不尽代表で、腹立ってしょうがなかったけどね!笑
親父も楽じゃないな、笑ってればいいもんでもないし、…
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衝撃。
タイトルは「父、帰る」だが、この「父」に関する情報は全くない。
素性が全く分からないし、ストーリー上、重要となってくる「誰と電話して、なぜ島に行くことになったのか」「島で土から掘って取り出…
12年ぶりに帰ってきた父親と二人の息子とのロードムービー。
息子二人の内、弟のほうが反抗的でぶん殴りたくなりましたね。話しは強引だなーと思ったけど、ズビャギンツェフの映画は見終わった後に余韻が残るの…
父親を圧倒的に「わからない」存在として描くことで、物語をありきたりな父子のドラマというより、サスペンス的なものにならしめ、それが観客の興味を持続させるという作り。
「行きて帰りし」の展開で非常に神…