洗骨の作品情報・感想・評価

上映館(2館)

「洗骨」に投稿された感想・評価

すず

すずの感想・評価

3.0
エネルギーを感じる

沖縄の離島の風習。風葬と洗骨。風葬で「あの世」へ行き、骨だけになった頃、洗骨して「この世」とお別れする。

身内だけが洗骨するとはいえ、抵抗があるだろうなー。洗骨より終盤の命の誕生にかなり心動かされた。命の誕生ってエネルギーがいるし、見てる方もエネルギー持ってかれるけど、エネルギー貰う方が大きい。あのシーンで急に家族に纏まりが生まれ、死と生の両極が描かれることで命が繋がれていくバトンに感じた。
Miwako

Miwakoの感想・評価

5.0
吉祥寺 ココマルシアター

名前に惹かれてずっと観たかった作品。
沖縄県粟国島に残る風葬の洗骨にまつわるお話。

人を人の手で葬ることの持つ意味が少しわかった気がします。
今でこそ火葬が主流だけど、一度体験してみるとそれがどうしても機械的な作業のようなものに感じてなりませんでした。

亡くなった人を自然に風化させて取り出し洗骨するという、1つ1つのプロセスの中で死と向き合うこと。とてもそれが人間的で自然的な風習だと感じました。生きるって死と向き合うことだなぁ、と改めて思います。

「変わり果てた亡き人をみるのは辛いのにどうしてやるんですか?」という問いに対しておじさんが答えた、「それが風習というものだ。」という答えがまた深い。

洗骨のシーンの、死を扱っているのにどこか生を感じさせるエネルギー。手で骨を洗う美しさも感じて、あったかい涙が止まりませんでした。わたしもこうして貰えたらどんなに幸せだろうなぁ、と。その場でまた新たな命が生まれる構成が上手いなぁ。

あとは、信綱のお姉さんが好きすぎる!!あんなおばちゃんいたら、どこに行っても強くいられそう笑。重いシーンでも最後にクスッと笑える作り方も、さすがゴリさんですね〜!

もう一度観たい!
粟国島の葬儀の風習
とは言え、、
あの世とこの世
命は女が繋ぐ

いい話だけど、なはずですが。。
Q太郎が…

照屋監督って、ゴリさんだったんですねw
沖縄の風習に触れて!

洗骨、初めて知りました。離島ならではの家族愛溢れるストーリーに心動かされました。
ゴリさん、見事な作品でした。
pocosaeco

pocosaecoの感想・評価

4.2
ゴリさんの初監督作品ということで、
気になっていたので😊
あまり前情報等なしで臨んだのですが、
音楽含め沖縄感満載で、なんだか
癒されます✨
泣きそうなタイミングで笑いもありと、
さすが芸人・ゴリさん。笑
洗骨という文化も日本離れしていて、
なかなか驚きでした。
人に勧めたい映画🤗
ガーコ

ガーコの感想・評価

5.0
生と死の狭間の島で生きる沖縄の人々。
彼らの生命力の強さに感動しました。

東側に島民が暮らし、西側にお墓を置いている。
この島の作りは、まさにあの世とこの世が並列した神秘的な世界。

人は死んでしまうと火葬するのが一般的ですが、沖縄では土葬するのですね。

火葬するとあっという間に白く脆く、ただの灰になってしまうものですが、この島では違います。

沖縄の粟国島に古くからある伝統的な風習、それが『洗骨』。
死んだ人を箱の中に入れて洞穴に入れ、4年経ったら墓から掘り出し骨を洗う風習が今も親から子へと伝承されています。

一見すると恐ろしいものに聞こえますが、洗骨はとても神聖な儀式。

骨を丁寧に取り出して、水で一つ一つ洗い清めてゆくことは、大切な相手の死を肌で感じることのできる重要な時間です。

幼い子供も、愛する夫も、叔父や叔母も、みんな全員で、その死を肌で感じ、今ある命を感じていく。

洗骨とは、死を感じることで生を尊ぶ素晴らしい風習なのだと実感しました。

こんなマニアックな風習を映画化しようとしたのが、ガレッジセールのゴリさんこと、照屋千之さん。

お笑い芸人が映画⁈
と、軽く見ていましたが、とんでもない!
家族の愛を、命の尊さをたくさん感じさせて貰いました。

沖縄の美しい景色と、素敵な民謡の流れる中で、人々がゆったりと生活する姿。
まさにこの島は楽園ですね!

そんな素晴らしい作品に、ちょこちょこ笑う要素を取り入れてくる所は、流石芸人の血を持つゴリさん(笑)

お笑い担当として、シリアスな雰囲気を大島蓉子さんがチョイチョイ笑いに変えてくれるのが素敵でした(笑)
彼女なくしてこの映画はありえない!
その悩みを何もかも吹き飛ばしてくれるような、豪快さが心地よかったです!

この映画では、沖縄の素晴らしい景色と、懐の深いおばさん達に目一杯心癒されまくりでした。




今回の試写会では、会場には若い人達ばかり!
なるほど、若い人達が見ることによって、洗骨という儀式がより一層新鮮に感じられるのかもしれません。

出産のシーンも、葬いの儀式も、若いエネルギーある人達が見ることで、より心打たれるものがあるのだと思います。

刺激的なシーンも多いからこそ、若者の心を揺さぶってくれそうな予感です。

Filmarks さん、素敵な映画をありがとうございました!
higa

higaの感想・評価

4.0
ゴリ版『お葬式』といったところだろうか。

亡くなった母親の洗骨のために、故郷の粟国島に帰った子供達とその父親の成長を描く。

『お葬式』のように暗い味付けなどは行わず、沖縄のタレントやよしもとの芸人などが笑いを取り、コミカルかつ時にはシリアスに描いている。また、『お葬式』のようなブラックなユーモアがないのには好感が持てる。

正直、ギャグは突拍子も無いし、もっと見たかった場面を延ばさなかったり、強引とも言える観光の場面などはあったものの、老若男女問わず様々な世代が楽しめる作品に仕上がっていると思う。

ところで、奥田瑛二は昔、高嶺剛の『ウンタマギルー』や『パラダイス・ビュー』に出ていたからこのキャスティングかと思ったら、あれは小林薫だった(笑)奥田瑛二と小林薫は似ている感じがする。

個人的には奥田瑛二扮する主人公があまりに受け身なのに、最後に思い切った爆発をもっとして欲しかったである。実質的な主人公は水崎綾女である。
Nerimarks

Nerimarksの感想・評価

4.5
沖縄の粟国島という那覇から2時間ぐらいフェリーに乗らないといけない離島に残る風習のお話。命のリレー的な家族のありかたを題材にした、感動もできるけど少し笑いもある、さすがの照屋監督作品。(ゴリさん)
古謝美佐子さんの歌で泣いた。
離島は、本島と全く文化が違うと思った。県民なら見ておくべき。さすがゴリ、最初から最後まで笑いを忘れない。笑
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