教誨師を辞書で引くと
刑務所で受刑者などに対して徳性教育をし、改心するように導く人(大辞林より)
と書かれている。
恥ずかしながらこの映画を知るまでは教誨師(きょうかいし)という存在を全く知らな…
このレビューはネタバレを含みます
大杉漣の最後の主演映画 プロデュースも兼ねてる。原作本は読みました。
牧師さんが、死刑囚を悔改める仕事であるが、牧師さんは、寄り添い話を聴き話さない人には、自らの話をする。
6人の人達との舞台劇だね…
大杉漣さんの最初で最後のプロデュース作品にして遺作となってしまった本作。
本作を通して初めて教誨師(きょうかいし)という仕事を知りました。
死刑囚と月に2回、無報酬で面談を重ねる牧師。
しかも、刑…
6人の死刑囚と向き合い対話を重ねる、音のない室内劇のようだった。『人に空いている穴』のような仄暗い心の深淵を、ただ見つめ寄り添う大杉漣の演技に引き込まれます。安っぽい感動は与えず人の罪深さを裁くこと…
>>続きを読む大杉漣さんの遺作。
高校生の頃見た時、ずっと同じような映像でもまったく退屈しなく釘付けで鑑賞したの覚えてる。全然反省していない人、なんなら自分が正義だと思ってる人、いろんな死刑囚がいた。特に高宮役の…
大杉漣さん、とても好きな俳優さんでした。初めてのご本人のプロデュース作品だったのですね。
刑務所内の画面の比率から、外のシーンに切り替わるとワイドになったり、
音の効果を使わなかったり、エンディング…
2時間ほぼほぼが殺風景の部屋の中での対話で進む。そういう演出とか各登場人物の雰囲気というかキャラクター付けは好きだった。ある程度ニュースとか見る人なら、「あの事件の犯人に寄せてある気がするな〜」と浮…
>>続きを読む死んでも魂は残るって台詞。
大杉漣から聞けたよ。
教誨師しかり精神科とかも辛いんだろうな。
国民が見るべき映画で犯罪が少しでもなくなればいいと思う。
最高のバイプレイヤーの演技バトルほんとうますぎ…
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