作品としても、社会的意義としても、すばらしい映画でした。
なにをどうやったらこんなリアリティで劇映画が作れるんだ???
名前も、難民という境遇さえも、役を演じるシリア難民の少年ゼインそのままの主…
レバノン出身の友人からおすすめされたナディーンラバキー監督の映画。ドキュメンタリーかと思うほどリアルで、画面から中東の貧困街がこれでもかというほど伝わってくる。撮影時も必要な時は照明をたいてたけど、…
>>続きを読むレバノンのスラムの子供を描いた内容。貧困、育児放棄、難民、不法就労、人身売買等がテーマ。ドキュメンタリーのような撮影と自然な演技が現実味を増して胸が痛む。レバノン旅行時にシリア難民の子供たちに囲まれ…
>>続きを読む「学校に行きたいだと?働かないと妹たちが飢え死ぬぞ」
この物語においては、誰かを責める前にすべきことがある。そして、より沢山の人に見てもらう必要がある。見るだけで、きっと、人々の心は動くはず。
中東…
ドキュメンタリーかと錯覚する程の内容。
地獄の中でボロ雑巾のような生活だ。
もうこれ以上子供を産まないで欲しい。
推定12歳のゼインが生理の知識はあるのに
驚いた。それも生活の中から学んだ事だろ…
難民の映画を観たくて今作を選びましたが、想像以上に重く、難しい問題なんだなってことが分かりました。
自分はこういう現実を映画を通してでないと見ることができなくて、
でも知ることって大切だと思うか…
【ゆきえのレビュー】
2019/08/16 12:43
物語は
ゼインくん(演じている少年の名前も同じ)が
両親を訴えるところから始まります。
「僕を産んだ罪」
予告編を観てこの台詞は
クライマ…
言葉が出てこない、
こんな世界が、これ以上の世界がもっともっと広がっていると想像すると、言葉が出ない、知ることは大事、知ってどうにもできないもどかしさが苦しい、誰かに愛される大切にされるだけでも、ど…
窓に鏡置いてテレビを見るところ(実際には難しそうだけど)、扇風機のカバーを魚を焼く網にしているところ、ゼインとヨナスの可愛さ切なさにやられてしまう。お金を稼ぐため色々やるが、身分証すらない彼が生き延…
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