恐ろしいほどまでにつまらない映画。
2週目の土曜日だというのにルシネマのシアター2、しかもがら空きという事実がそれを物語っていた。
終始主人公の女性の自問自答で終わる映画。しかもネガティブだし酔っぱ…
「愛人 ラマン」のマルグリット・デュラスの自伝的小説「苦悩」が原作。
第二次世界大戦時のドイツ占領下のパリ。
1944年、女性作家のマルグリット(メラニー・ティエリー)は、地下レジスタンス活動をし…
待っている夫は、帰ってくるのか、死んでいるのか。このわからない状態の苦しさ、むなしさ、、、
夫に会いたい気持ちを、どこか冷静というか冷ややかに見つめる自分、二重人格者のような描写の描き方が良かった…
ナチスに囚えられたレジスタンスの旦那さんを待ち続けたフランス人作家の主人公の悲しい夫婦のお話とは全くちゃう。そんな単純な話やあれへん。旦那さんの同志の一人の色男が愛人で、そのおっさんが旦那さん待って…
>>続きを読む世界大戦はその名の通り世界中の人々を深く傷つけた。人々の犠牲のない戦争は存在しないが、中でも第二次大戦は開発された新兵器による大量虐殺が特に顕著になった戦争だ。当然ながら傷ついた人の数もそれまでの…
>>続きを読むマルグリットが眺めているのは「囚われた夫の帰りを待つ女」である
狂気の沙汰と言われようが手段を選ばないマルグリットに周囲は穏やかではない
夫(ロベール)を逮捕した警察官(ラビエ)の誘いに応じたり
い…
本を読んでいるような感覚の映画だった。
哀しさに乗っ取られているような出で立ちで日々ひたすらに待ち続け想い続け、疲れきった後に会えるとわかったときの叫びが泣けた…
ラストも良かった◎
アンニュイの…
ナチス占領下のパリ、連行された夫の帰りを願う自分、このまま待ち続けようとする自分、どちらも私。
マルグリッド・デュラスの二つに裂かれるような苦悩を、鬱々として散文的な語りと、ドッペルゲンガーのよ…
いかにもフランス女優さんな感じのメラニー・ティエリーを楽しみにしていたんだけど
ミュージシャンのバンジャマン・ビオレの俳優業を初めて観ることができて満足です。
想像以上に、セクシーな雰囲気の持ち主。…
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