一卵性双生児の医師兄弟が一人の女性の登場によって破滅に向かっていく物語。“ヤッピー”の破滅という点で『アメリカン・サイコ』をちょっと思い出したり。真っ赤な手術着に一卵性双生児を切り離すオリジナル器具…
>>続きを読むクローネンバーグ作品群の中で一番見やすい物語ではないかと
思ったけど、双子が一人の女を共有しあい
(取り合うのではない)
破滅していくストーリーなんだがこれ共感されるか??
いや、でも見ると面白いん…
双児の産婦人科医が共に診療室で死亡していたという実際にあった事件からインスピレーションを得て製作されたデヴィッド・クローネンバーグ監督作。時おりグロテスクな描写があったり、真っ赤な手術服とか彼らしい…
>>続きを読むクラッシュ、ビデオドローム、コズモポリスと観て、本作。
クローネンバーグ監督は、人の肉体や精神の結合可能性と、拡張可能性を描き続けているのではないかと思う。セックスを、それらを示す最もノーマルな営み…
依存が主題で、幼少期からの性依存をきっかけに悪どくも順風満帆な成功物語を歩んでいた産婦人科医の双子の兄弟が、それぞれ依存する人に対するトラウマとなる衝撃をきっかけに薬物依存が進行して破滅へ向かう話…
>>続きを読む2023/9/18 25
ジェレミー・アイアンズの演技が素晴らしかった。
双子を一人二役なんて下手をすればギャグに見えてしまいそうなのに、画面に二人映っていても何も違和感がないのがなんだか奇妙で、…
人と人との不思議な縁、というものは年取るごとに感じてくるもの。中でも双子というのは特に不思議な縁を感じる事がある。例えば、私の弟は双子なのだが、大学、就職先と別々の選択をしたにも関わらず、最終的に同…
>>続きを読む一卵性双生児のエリオットとビバリーは、革新的な産婦人科医として名声を得ていた。
社交的で野心家のエリオットと内向的で職人気質のビバリーは正反対の性格ながら、お互いを補う様に文字通り一心同体で生きてき…