ジャン・グレミヨンの観る
離島に赴任してきた若き女医マ
リー。最初は信用されないが少
しずつ信頼得て仕事に夢中に。
そしてアンドレと出会い
医師マリーの描写がとても多い。
操業中の漁船内から急病…
羊のネネットは、最終的にどうなったのだろうか、子供たちの純朴な博愛を怒りに任せて断ち切る場面には、マリー自身の忘却されることへの焦燥と、家庭に入り母親として生きることへの葛藤が表れている。
そこには…
1953年製作。脚本ルネ・ウィラー、ジャン・グレミヨン、ルネ・ファレ。監督ジャン・グレミヨン。上映館のパンフレットには、/仕事か結婚かを迫られた女医が、孤独への不安からキャリアを捨てようとする。全て…
>>続きを読むマッシモ・ジロッティ、まだ若くハンサム!
仕事に活き活きとしている女性を目にすると、
男は身を引きたくなるの、わかる分かる。
嵐の夜に船で灯台(男性の象徴)に向かうが、
ドックから船を出すところから…
本人もよくわからないようないろんな感情が混ざってるのを、誇張しない抑えた演技でやるのですごく細かく人間のめんどくさいところも出てくる。
男から電話がかかってきて、しつこく誘われて困ってると言うときに…
ジャン・グレミヨン監督『ある女の愛』(1953)
シネマヴェーラ渋谷にて鑑賞。
天職の全うと恋の成就が共存できない世界線を生き抜くー
子供たちが羊を守るために恩師の葬儀に出席できなかったことに…
凡庸にさえ感じる『ある女の愛』(L’Amour d’une femme)というタイトルや、往年の名作(1953年)のようなたたずまいに騙されてはいけない。日本でリメイクして最新作として公開しても、そ…
>>続きを読む無駄なく語っていくカメラワークに見惚れる。
全体が陰鬱な空気に包まれると幸せの兆しが見え、派手に賑やかになるほどに個人的関係性は悪くなり内面の葛藤が激しくなるというグレミヨンの演出が色濃い。
どちら…