全体の雰囲気や、資料としての価値は理解できるが、今の時代に楽しめるかというと、正直かなり退屈な作品。
ヌーヴェルヴァーグの先駆けとして資料的な価値はあるし、セリフで押していくスタイルもアリだと思う…
ヴィスコンティの「揺れる大地」のドキュメンタリー・タッチに、ロッセリーニの「イタリア旅行」の夫婦の倦怠、そしてアラン・レネの「去年マリエンバードで」のようなモノローグ的台詞による幻想的浮遊感を混ぜた…
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アニエスヴァルダ1本目。
ベッドに横たわるシーンの妻の話が良かった。
「2人の愛に 若さは消えた
胸のときめきも 発見も 心の動揺も 情熱も 名残惜しいわ
でも知識に基づく大人の愛は——
実質的で安…
ヌーヴェルヴァーグ史的には先駆的だが、いかんせん中途半端なヴァルダ処女作。
ラ・ポワント・クールトという漁師町にある男が返ってきた、彼は妻がやってくるのを待っていた…
アニエス・ヴァルダ監督作品。ヴ…
【ダメなものはダメ】
ヌーヴェルバーグだか何だか知らないが、ダメものはダメ。
男女の会話は足が地についておらず、といってトリッキーな面白さがあるわけでもない。『去年マリエンバードで』だと分からな…
(c) 1994 AGNES VARDA ET ENFANTS