漁村に住む人たちの暮らしと、漁村からパリに移り住み久しぶりに帰郷した男と、その妻のめちゃ対照的な風景。
漁村の人たちは汚染されゆく湖で、漁を禁止されながらも暮らしていく為に役人の目を掻い潜りながら生…
このレビューはネタバレを含みます
パリで夫婦
「私たち別れるべきよ」
「この土地を満喫しろ」
「別れるよりもっとすべきことがある。声を上げに来たのに沈黙が勝った。これが休暇…」「初めてのバカンスだ」
「この土地で誰と夢を見た…
こういうのはストーリー云々じゃなくて雰囲気を楽しむものなのよ。
でも今の気分には合わなかった。
オシャレで素敵なシーンはたぶんいくつかあったけど、あんまり覚えてない。
─────────
2025/…
アニエス・ヴァルダの初長編作。同時に実験的な作品でもあるのだろうか。
湖畔の漁村ポワントクールトに住む人々の長閑な様子がドキュメンタリータッチで描かれる一方で、倦怠期を迎えた夫婦の会話が詩的に描かれ…
このレビューはネタバレを含みます
故郷に帰ってきた夫と、離婚しようとそれを追いかけてきた妻を描いたアニエス・ヴァルダ監督の長編デビュー作。
印象的で美しい風景のカットの連続で芸術性は素晴らしく高いのは明らかであったが、お話の方は.…
アニエス・ヴァルダのこの長編デビュー作はヌーベルバーグの始祖と目されているらしい。別れ際の夫婦の心象風景のように寂れた漁村の風景が美しい画に捉えられている。ピカソの絵のような二人の顔が重なったショッ…
>>続きを読む険悪なのかと思ったら寄り添ってて、お互い優しい会話で離婚を前提にしてる感じじゃなさそう。
愛を語る夫婦の会話は難解だけど漁村の人たちの会話はリアル、対比させてるのかも。
漁村の人たちの生活を何気なく…
これがデビュー作品なの疑うぐらいには語ってることが巨匠みたい。かと思えばお茶目という若さもところどころあったり。特別好きではなかったけど、ホラー映画の中でも島ホラーやら村ホラーが最近色々増えて来てい…
>>続きを読む(c) 1994 AGNES VARDA ET ENFANTS