ラ・ポワント・クールトに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『ラ・ポワント・クールト』に投稿された感想・評価

3.8
左岸派アニエスヴァルダ長編デビューのドラマ
漁村で起こる出来事と並行してある夫婦の関係を描く
この夫婦のシーンはベルイマンリスペクト的な構図が見られる
祭りのシーンが印象的
4.0

これ、ベルイマンじゃね、まるっきり『鏡の中にある如く』(1961)じゃんか〜、、、と思って鑑賞後にBlu-rayのリーフレットを読んでみると、曰く、『ペルソナ』、『沈黙』、『鏡の中にある如く』に影響…

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いかにも芝居がかった台詞劇の後ろで気ままにしている猫、その直後どう見てもガチで殴ってる子供へのビンタ、差し込まれる漁村のキャンディッドな風景、活動「写真」の奇跡をずっと見てるみたいだった、話はよくわ…

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4.0

メロドラマ(男女劇)とトポス(場所)。

この2つの要素が対立することなく、溶け合うように共存しながら、映画の語りを深めている。またそれは、劇中で唯一用いられる音楽(クラリネットの二重奏)のように、…

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いき
3.8

いたるところに猫がいた。
子猫、元気な猫、死んだ猫、
丸まる猫、伸びをする猫

旅行者夫婦の詩的な会話のおもしろさと
漁村の人々の日々の愛おしさ
すい
4.0

パリから帰省してきた男とその妻。蜜月の季節は終わり、若い熱烈な愛から成熟した静かな愛への過渡期で揺らぐ夫婦の絆。
漁村に暮らす人々の死活問題。

夫婦パートでは音楽がかかり、2人は延々と愛について話…

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tsuru
3.4

配信最終日だったので

撮影の右か左からニュっとひとが出てきたりするカメラワークが良かった

 物語の背景がいまいちよくわからなかったのだけど普通に生活してる人達に混じって撮ったのかな?というぐらい…

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94
4.0
配信終了滑り込みで。
ショットや編集が巧み。
ロッセリーニのイタリア旅行からの影響はあるのか。
モノクロなはずなのにカラーが観えるようなシーンがあり。撮り方のせいだろうか。
密猟のシーンなど、生き生きしていて、匂いも感じるようで。「ダゲール街の人々」と同じ監督作品。
3.8
ヌーヴェルヴァーグのはじまり。
淡々とした光景に自然な笑顔が映える。
アニエス・ヴァルダの音楽の使い方がライトで好き。

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