ストリート・オブ・クロコダイルの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 4ページ目

『ストリート・オブ・クロコダイル』に投稿された感想・評価

(2023.2.12 再鑑賞)
U-NEXT「ブラザーズ・クエイ短編集Ⅱ」より。ポーランドのカフカ的作家ブルーノ・シュルツ「大鰐通り」に題を取る(1986)。
K

Kの感想・評価

4.1
頭が空っぽの人形に弄くり回される。迫害、差別、いじめは、頭が空っぽの人によってもたらされる。

頭をを取り替えられるけれど、それは思想や考え方は他者によって人工的に作られるということかもしれない。

短編集II-1
「ストリート・オブ・クロコダイル」
「失われた解剖模型のリハーサル」
「スティル・ナハト ― 寸劇」
「スティル・ナハト2 ― 私たちはまだ結婚しているのか?」
「スティル・ナハト3…

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最初に人間のおじさんが出てきたのでびっくりした。おじさんによってからくりが動くという始まり方で、ちょっとメタっぽい。幻想世界を現出させる手腕はさすが。すげぇ〜けど、やっぱ怖ぇ〜…… 男が人形たちに囲…

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くりふ

くりふの感想・評価

4.0

【生きている…よう偽装されたウェアハウス】

一次的魅力を強引にいえば、うごめく廃墟アート模型、ある極北。

個人的には最高傑作とも思わないのですが、クエイ兄弟の作品で最も、知られたものではあります…

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相変わらずなんのこっちゃよくわからないけど、前の短編3本見てからだと、同じ素材やモチーフとかが見られて、こだわりなのかを感じて、そこは良かった
mikan

mikanの感想・評価

3.8
脳みそのない空っぽの人形達、埃を被り放置されたぬいぐるみ、手入れされていないショーケース、それらと対比されるかのように突然登場する肉塊…
原作を読みたい。
kei

keiの感想・評価

-
タイトルから捉え方を間違えており、最後に教えられた。勉強……。


双子の人形アニメーション作家ブラザーズ・クエイが手掛けた幻想的な出来事を綴った人形アニメーションの異色短編映画。

ある荒れはてた博物館。そこに置かれた奇妙な機械に一人の男が近づき、一滴の唾を垂ら…

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324

324の感想・評価

3.8
腐敗しているからこそ自由であるような空気が充満する街角。刑務所のようなウィンドウディスプレイ。錆、腐食。軋むゴム、ハサミ。綿毛、肉のテーラー。

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