男が垂らした唾で作動する模型世界、頭が空洞の男、グルグルと踊り出すネジ、臓物を蓄えた懐中時計、グロテスクで機械仕掛けの不条理ファンタジー。どこかしらブラザーズクエイが描く世界観は彷徨う男が主人公の作…
>>続きを読むクエイ兄弟短編集2より
科学博物館のような空間で、錆びついた時間の歯車が回り出す。床や工業製品を締めていたネジが外れて自由に踊りだす。空洞の人形に詰め込まれていく綿。肉に縫われる糸。人形の目を借り…
鏡やガラスを多用した繊細な映像表現。
正面から舞台を傍観するような他の作品よりもかなり多面的に映像の世界に没入できる。
故に君が悪いアングルも多々あります。
脳ミソと眼球がない人形たちの変な解剖学…
錆びついた機械。埃だらけの世界。奇妙な人形たち。この世界は男の唾によって動き始める———–クエイ短編集2に収録。
最後のナレーションで、大量に作られ消費されていくだけの現実世界を卑下して生み出され…
「ブラザーズ・クエイ短編集II」より。
クエイ作品で、今のところ一番不気味で気持ち悪くて好き🤪💕食欲失せる生々しい肉🥩?の登場とかまさにヤンっぽい🤤👏そして相変わらずの嫌なBGMと頭空っぽボーイ。ダ…
"ロクなものを手に入れる余裕などない"
監督の、消費社会への批判ともとれるメッセージ性を全体を通して感じる。
質素で繊細な人形がひたすら生活している様を映し出すだけかと思いきや、突然肉の塊が現れた…
アートアニメだから訳がわからないのはいいのだけれど、アートアニメなのに世界観が独特だったり、美しかったり、気持ち悪かったり、不気味だったりなどの何らかの感興を覚えることもなく、何処かに何らかの魅力や…
>>続きを読む本作やシュヴァンクマイエル作品(そんなに見てないけど)を見て思うのは、ただストップモーションアニメを見せるのではなく、その前に実写映像を見せてからストップモーションに移行した方が、現実→超現実の飛…
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