最初は若き日のジュリアロバーツみたいだと美女に目を奪われていたのはたったの少しの時間。
他人の人生を覗き見する代わりに、その人が背負っているものを他人事だと思えない至近距離で刮目させられる強烈な作品…
このレビューはネタバレを含みます
LGBTQ+当事者側から批判されていると聞いたが…なるほど。
彼女がシャイで真面目で努力家であること、無意識の差別にじわじわ追い込まれること、思春期であることを思うと表現としてはありかなと感じたが、…
表情や仕草や目の動き、指遣いまでがトランスジェンダーの”ララ”そのもの。
だからこそ、ここまで引き込まれて目を覆いたくなるけれど目が離せない。
優しく理解のある父親の愛に包まれようやく立っていられる…
手ぶれしまくりのカメラが、ベルギー人映画監督の大先輩ダルデンヌ兄弟にそっくり。ベルギーの貧困家庭や移民など社会的弱者を主人公にした映画が非常に多いダルデンヌ兄弟だが、LGBTQには手を出さなかった、…
>>続きを読む見ようか見まいかずっと悩んでいた作品。
トランスジェンダー問題には眉を顰めることが多いのでね。
で、見始めて拍子抜けしたのが、トランスジェンダー問題などないかのように既に社会的に受容された雰囲気で…
バレエを続けていくだけでも、相当な、それこそ血も滲む様な努力をしなければいけないのに、さらにMtFの体…
これが我が子だったらと思うと、胸が痛んで途中目を背けました。
同じ、バレエとトランスジェン…
ララ(ビクトール・ポルスター)の迫真の演技に胸を打たれる。
男性の体を与えられて生まれてきたけれど心は女性のララ。
医療手段によって女性になることを望んでいるトランスジェンダーのララは、理解のある優…
ベルギー製作の映画で監督さんもキャストも誰も知りませんでした。
観始めて登場人物の家族構成が分からんかった…
父、長女、弟だったんですが、しばらく夫婦と子供と思って観てた。(恥)
物語は、バレリーナ…
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