話の面白さよりも、サイレント特有の大袈裟な動きを省きリアルな動きや表情を映画で試みようとする野心的な演出に目が行く。そして舞台となるモンテカルロを本物そっくりにアメリカに作り、膨大なエキストラを使っ…
>>続きを読む鬼才シュトロハイム監督、主演で、彼のユニバーサル映画製作の第三弾。監督は6時間を超える2部制の大作として考案しましたが、2時間弱に斬られて公開されています。
ロシアの貴族の振りをした詐欺師の男女が…
彼のシリアル"キャビア"
エレベーターのカットバック
スライドがずっと変態
抜きショットやばい(カエルとか少年とか)
泣いてるふりさえ癖すごシュトロハイム
昔のタバコ長い
小道具のお札気合い入れすぎ…
冒頭、びっくり箱から飛び出た顔みたいなのを銃で打つとこの異様さ、セットの夜景、嵐(雷で橋が壊れるわ,倒れた女性を乗せた小舟は浸水するわでめちゃくちゃ。やっぱサイレントは風と水に凄みが出る)、光の粒子…
>>続きを読む製作費をかけすぎて、ユニバーサルを潰しかけたという逸話がある映画です。
シュトロハイムは俳優として出演している「サンセット大通り」はみたことありますが、監督作は初めてです。
女性を次々と騙し搾取し…
「死ぬまでに観たい映画1001本」ビデオが始まる前の淀川先生のエリッヒ・フォン・シュトロハイムに関する説明は非常に面白かった。但し100年前のサイレンと映画で感情移入出来なかった。当時は斬新だったの…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
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2021年以降の映画を理解し易くする為に、1920 - 2020までの100年を映画100本でレビューしていく試み。🌈毎日22:00に投稿します。
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Erich von Stroheim監督『…
シュトロハイムの存在感が凄い。「グリード」もそうだったけど、お金に取り憑かれた人間が破滅して行く様を冷徹に撮る。もともと4時間の作品を2時間にしたせいでシュトロハイムを殺す偽札作りの親子が食い足りな…
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