"ただ踊りたかっただけ…。
感じるまま、思うがままに、自由に生きたかっただけ…。"
1961年ソ連からフランスに亡命した1人の才能ある実在したバレエダンサー"ルドルフ・ヌレエフ"の生き様を描いた…
初日鑑賞(“令和”劇場鑑賞記念すべき1作目)。
鑑賞直後に真っ先に思い出したのが『ブラック・スワン』の最後の台詞「完璧だわ」。
…嗚呼もうダメ!
最初から最後までひたすら続く整然とされた究極の“美”…
ソヴィエトのダンサールドルフ・ヌレエフの物語。孤高の道を進むが故に刺々しく閉鎖的になり、他者に攻撃的な性格なっていく箇所が痛々しい。気高い強靭な精神に共感した。
師が弟子ヌレエフに踊る意義について…
ひたむきに美に生きたルドルフの人生とオレグの美しいダンスに胸を打つ。
なんでまっすぐなんだろう。
ゲイであり亡命者であった彼、孤独の深さを思うと涙が出る。
そしてオレグの瞳の美しいこと。
思った…
最近はあまり耳にしない亡命、一昔前は誰々がどこどこへ亡命したというニュースがよく流れた。生まれ故郷をすて、命懸けで他国に逃れるという浅はかな知識しかないが、口頭で意思表示すれば、こんなにも容易に亡命…
>>続きを読むソ連出身の伝説的バレエダンサーの伝記映画。全編通してオフビートでアーティスティックな演出重視で存外大衆向けでは無いが、その分ルドルフの想いに乗る猶予があったり、戦後ソ連の文化統制事情を垣間見れる上で…
>>続きを読むアデル・エグザルコプロスさん目当てです。
毎度のことですが、なんかブっとしています。暗い出来事があった直後という設定ですが、にこやかな時でもなんかブっとしています。見て気分が良くなるような人ではない…
続いてまたバレエの映画
「JOIKA...」のオレグ・イヴェンコが気になってこちら観てみた
実在のバレエダンサーのものがたり(政治がらみ)
やっぱり天才は自己中で怒りんぼう 笑
そうでないと成功は…
(C)2019 BRITISH BROADCASTING CORPORATION AND MAGNOLIA MAE FILMS