[二元論では語れない境界の"あちら"と"こちら"] 80点
昨年のカンヌ国際映画祭は私の好きそうな作品がズラッと並んでいたので正に最高って感じだったが、そんな中"ある視点"部門で最高賞を受賞した本…
カンヌを騒然とさせた『ぼくのエリ』原作者による怪作。特殊能力を持つ女が同じく奇形の容姿の男と出逢い、自我を巡る探求の旅が始まる。劇薬のような描写が雪崩れ込み続けてもなお、囚われたように目を離せない。…
>>続きを読むティナの人生に幸あれ。
みにくいアヒルの子やハリーポッターのような、特別な子が迷い込んで自らのアイデンティティに葛藤する、よくあるストーリー。
だが「よくある話」を見事に根底から覆す素晴らしい脚本…
とても醜い顔をした女のティナは匂い(人の羞恥心とか危険性とか罪悪感までも)で違法な搬入物を嗅ぎ分ける能力を買われ税関職員として働いていた..
彼女の売りは100%的中立率なので彼女が一度怪しい..…
【人は誰しも《BORDER(境界)》を引いてしまうものだ】
第91回アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞ノミネート作品。無事アカデミー賞前に鑑賞することができました。
この作品は税関職員と…
タイトルと遠目にポスターだけ見て、社会派っぽい恋愛ものかななんて思っていたら全然違った
自分と他者と価値観とみたいなテーマの描き方としては面白いのだけど、CGとはいえ、おっとと思うようなシーンが一部…
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