個人的にかなりのツボ作品。
最高。
生と死を常に感じられる、本当に芸術性高すぎる作品だった。
生きる目的を失い老い、船頭をし続けることで生にしがみついている状態の柄本明。劇中でも言われているように…
内容に比べて画がめちゃくちゃいい。
エンドロールで知ったが撮影監督がクリストファー・ドイルで衣装がワダエミだそうな。どおりで。
豊かな自然と居るだけで画になる俳優陣、それを見事に映像化するカメラマン…
橋の建設が進む村で、村と町を繋ぐための渡し船の船頭の話。
オダギリジョーが監督と脚本を担当した作品。
明治から大正へと移り変わり、山の村でも近代化が進む時代。
村人達も橋の建設を待ち侘びて、渡し船…
船頭が川を渡している
毎日毎日誰か来れば向こう岸に渡す
掴みどころの少ない話ではあるけど思うところは大きかった
人には昔6感まであったと聞いたことがある
物質的な生活になり人から第六感が消えたと…
空の青、雲の白、山の緑、川面の反射光、川底の暗い緑、土色など色の輪郭がゲームの背景のようにくっきり。被写体と背景の不自然な分離感。編集時に彩度と明度を強調していじったのか?昔の日本の風景がデジタルな…
>>続きを読む柄本明さんの演技力が半端ない作品。ちょっとよくわからない作りでもあったけど、何となーくだけど、こういうところ、きっといっぱいあったんだろうな、と。地元が信濃川が流れてるからか、橋がなかったら大変だ…
>>続きを読む© 2019「ある船頭の話」製作委員会