オダギリジョー脚本・監督で半年くらいずっと見たかった映画。
急にホラーチックになったりする展開が
オダジョーっぽいなと思った笑
「魂の抜けた体はただの抜け殻なんだ」
とか考えさせられる言葉が多かった…
生と死の循環は船をあちらとこちらに渡す船頭の日々と重なる。
クリストファー・ドイル氏による風光明媚な情景と共存する狂気。
文明は進化し続け便利にはなったかもしれないけれど豊かさを失い自然を破壊する。…
このレビューはネタバレを含みます
船頭のトイチは渡し舟を漕ぐ日々。上では橋が建設中。橋ができたら便利になるのか。効率・利便への問いかけ。時代の流れに抗わない、怒りを示さないトイチは素敵だけれど、それでも葛藤を抱えて脳内にいろんな声が…
>>続きを読む題字の書体と椿に血がついているところから、何か良からぬことが起こることをオープニングから感じさせる、いい始まり方。
選ばれた音楽も風景や話を繋げる役割を果たす。
美しい風景。それはまるで中国の墨絵を…
脚本、監督のオダギリ・ジョー凄いな。
俳優なのでどこか色目で見られそうだが、全然そんなことない。思い描くもの、伝えたいものをこんなに的確に映像化できる人なんだな、と思った。
柄本明の演技もとても良い…
まずオダギリジョーが監督・脚本ということにびっくり。
静かで粛々とすすんでいって、すごく良かった。
映像が綺麗だった。夏と冬の川辺があったけど、やっぱり夏の川辺が好きだなと思った。対岸にぽつんと人…
久しぶりに堪能。
変わらずヒーリング度が凄い。
一昨年、あの川がどうしても見たくなり、撮影場所(新潟県阿賀町)まで行ったのは逆にコロナ禍のおかげかも。
ゴツゴツの岩や石だらけの川岸にどうやって機材を…
© 2019「ある船頭の話」製作委員会