ゴダールの「気狂いピエロ」と同じ、ランボーの「地獄の季節」を中原中也の訳で引用している。大林宣彦の永遠。
映画という手法で作られたタイムカプセル。遺作でもあり、死を意識しながら作ったんだろうなと思…
嘘かも知れないし本当かも知れない。
なにこれと思いつつも後半ではしっかりうるっとしてしまった。色んな人のルーツが感じられる。
虚実入り乱れた綱渡り的な映画だけど、だからこそか思想強めな人は怒りだしそ…
大林宣彦監督の遺作を初鑑賞
存在こそ知ってはいましたが、どのような作品なのか知らずに観たのもあって、斬新な作りにまずビツクリ。
日本史というか近代史というか戦史に的を絞ったメッセージで、すごく刺さ…
セピア調のノスタルジック映像然り、CG時代にあえてチープな特撮を多用する演出然り、新人ヒロインの棒読み調の演出然り。この邦画界で、最後まで自分のスタイルにこだわり続けて、劇場映画を最後の最後まで撮り…
>>続きを読む・大林宣彦監督の遺作にして、くしくも高橋幸宏さんの最後の映画出演作にもなってしまった作品。
・映画文法とか手法とかそーいう細かいことガン無視してとにかくやりたいことだけ詰め込みまくってるから、大林作…
『海辺の映画館-キネマの玉手箱』余命宣告を受けた人が創り上げたとは思えないエネルギッシュな溢れんばかりの情報量。最期を覚悟した上での伝えたい思いを詰めに詰め込んだ大林マジック満載の反戦メッセージ。実…
>>続きを読む©「海辺の映画館ーキネマの玉手箱」製作委員会/PSC 2020