生きている間が人生です
結構特殊な「生い立ち」の映画である事を踏まえて考える
誰もが息を呑むであろう冒頭のサスペンス的な長回しシーンは、元々短編として完成したもので、それをあくまで「主人公のその後…
「理想郷」の監督インタビューが非常に興味深く、その時話題に出てきた前作も気になって観てみた。
2017年にアカデミー賞を獲った短編映画をそのまま冒頭で使い、息子を失った母親のその後を描いた本作。
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余韻が多い作品
そして見始めた印象からだんだん変化したのは意外だった
説明は少なくて息子を失った主人公エレナが「今こう思ってるんだろうなー」とひたすら感じとっていった
エレナはジャンに息子の影を…
元々はオープニング18分だけの短編映画だったそう。父親(元夫)とフランスに出掛けたスペイン人息子(6歳)本人から迷子になってしまったと母親エレナの元に電話が入る。自分がどこにいるのかも分からず、パパ…
>>続きを読む行方不明になった息子の面影がある青年だからではなく、好きになった一人の男性として向き合った時に初めて過去と決別できて、元夫の事も許せる気持ちになったという事だろうけど、最後の元夫への電話のシーンはも…
>>続きを読むザッピングして何気なく見始めた
よくある日常の風景が
一本の電話により激変する
冒頭10数分で心を掴まれ
目が離せずそのまま最後まで鑑賞
描かれなかった10年間
彼女がどんなふうに過ごして来たか…
このレビューはネタバレを含みます
レオンとマチルダって結局どんな関係なの?っていうのと同じくらい、彼らの間にあったのはどういう愛?っていうのは愚問だと思った。
行きたくても行けない、助けたくても助けられないというもどかしさと苦しみ…
©Manolo Pavón