名のない主人公。紡がれることない彼の言葉。沈黙と暴力、迷信と差別、そしてただただ美しい自然だけがゆっくりと流れていく。
彼の行く道はあまりにも険しい。観終わった我々に訪れるのは、もはや鑑賞後の余…
このレビューはネタバレを含みます
※冒頭フェレットみたいな小動物が生きたまま焼き殺される
※食べるために鶏を殺す(これは仕方ない、命に感謝)
※足を怪我した馬が引きずり殺される
※ヤギの頭が切断される
全編モノクロ。
ずっと観よ…
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非常に圧倒される映画ですね。
ヴェネツィア国際映画祭では、その凄惨な暴力・レイプシーンに辟易し、退場者が出たとか…らしいです。
とはいうものの、この映画は非常に面白く、圧倒的な完成度を誇っていま…
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異端の島だと勘違いしてて、ちょっと損した
( ;´Д`)
原題 the pained bird
嫌な予感しかしないポスターなので
今日じゃないなー とずっと避けてた作品
3時間映画としてはとて…
鬱映画
どこへ行っても倫理観が欠如した限界の人間ばかり。元々の人間性にも問題はあっただろうが、戦時中の環境のせいもあるだろう。平常時であれば抑えられているであろう人の心の醜さや異常性がこれでもかとい…
暴力はまた暴力の連鎖を生み出してしまう。その最大級が戦争だったりして、差別や格差が広がっていく。爆弾のように虐げられた心が爆発して、それは死を生み出す装置になっているし、その原因を作ったのが人間だし…
>>続きを読むホロコーストから逃れるために東欧へ疎開したユダヤ人の少年は、村人達から迫害される日々を過ごす。
共に暮らしていた老婆が死に、少年は当てもない旅に出る…というお話。
ユダヤ人を大量虐殺したホロコース…
これまたとんでもなく鮮烈な絶望感が漂う殺伐とした《戦争の映画》。
“あえての”白黒が、その雰囲気からさらに色を奪い、希望を、光を奪う感じ。
《戦争の映画》Part.Ⅱ、Vol.17。
『異端の鳥』…
セリフを最低限にしているからか、ただでさえ長い作品がもっと長く感じた。
少年が転々としていく中で出会う人が酷い目にあったり、酷い目にあわされたりと辛い出来事ばかりで気分が滅入ってしまった。
20…
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